絵画

インスピレーションを受けた絵画を何枚か。

 

 

『ラス・メニーナス』ディエゴ・ベラスケス

 

 

 

 

『ユーディト』ヤン・マセイス

 

 

 

 

『ダナエ』レンブラント・ファン・レイン

 

 

 

『ベアトリーチェ・チェンチ』グイド・レーニ(伝)

 

 

 

『水浴のディアナ』フランソワ・ブーシェ

 

 

 

 敵の大将ホロフェルネスの首を刎ねる勇猛なユーディト(ユディト)、七枚のヴェールの踊りと引き換えに恋しい男の生首を所望し、銀盆に載せて舞うサロメ。

前者は寡婦、後者は処女。

 

拙作第二章、ジュリアンがブラウン伯爵を灰にする場面は、ユーディトさながらに首を落とし、サロメのごとく生首に口づけする予定でした。

しかしそこまで書けなかった。そういう気にならなかったの。

思っていたよりもセンチメンタルな方向へ着地してしまいましたとさ。

 

 

父親殺しの罪で斬首になった悲劇の美少女(本当は20代の説あり)、ベアトリーチェの絵画は作中でも少し触れました。

レーニの作とされていましたが、現在は無名の女流画家の作品であるという見方が強まっています(諸説あり)。