育児編更新しました&「覚悟など取るに足らぬのだ」
「ぼくらときみの物語。」の、育児編「桜と、家族」を更新しました。
無事出産を終え退院する村岡(受)と息子の光。迎えに来た天馬(攻)と、病院の桜の下で写真を撮る。
うれしい出来事もあるものの、村岡は育児に苦戦していて……。
よかったら、お読みいただけましたらうれしいです。
村岡君、慣れない育児に大変そうです。
天馬さんは育児にとても積極的、かつ子ども好きなので、その点よかったなあと書きながら思っています。
友人の話していたことばに触発されて思いましたが、「ぼくらときみの物語。」は、理不尽・不条理を受け入れていく物語でもあるなあと感じています。
育児編でも、その受け入れていく過程を丁寧に描けたらいいな……と思っています。
そして、とてもたくさんのリアクションをいただいてしまい、びっくりし、とてもとてもうれしいです。
ありがとうございます。
ひえー! と喜びで、震えております。
皆さま素晴らしい作品を書かれていて、評価も受けておられて、すごいなあと思っています。
つい自分と人を比べて落ち込んでしまいますが……。
読んでいただけること、そして胸に秘めた、心の支えとなっていることばを思いだし、悩みつつもやっていこうと思っています。
ちなみにそんなふうに人と比べて落ち込むときは、わたしは「ライク・ア・ローリング・ストーン(ボブ・ディラン」と「一人ぼっちは絵描きになる(友川カズキ)」を聴きます。
どちらも自分自身を振り捨てていく曲です。
自分を振り捨て、なにかありえないような素晴らしい状態を目指すのではなく、目を開いて、本当の自分の姿を受け入れていく曲だと思っています。
「どんな気がする? 一人ぼっちで 家に帰る道しるべもなく まったく誰にも知られずに 転がる石のような気分はどうだ?」
「覚悟など取るに足らぬのだ いつか君に励まされた」
わたしは一人ぼっちで、取るに足らず、自分はあてになりません。
自分の真実の姿を知らされると、涙と勇気が出るのです。
いつも、ありがとうございます。
自宅療養していましたが、まもなく仕事を再開します。
皆さまもご自愛ください。