狂華完結のお知らせ(柊)

こんにちは。男遊郭華乱―からん―の楼主、柊です。随分と涼しくなりましたが皆様如何お過ごしでしょうか? 華乱では冬に備え、防寒具や食料品の確保をしているところです。

 

本題に入りますが、昨日一年以上連載を続けていた華乱の花魁達の短編集『狂い咲く華、枯るる花』(以下、狂華)が一旦完結しました。読んでくださった皆様、リアクションや感想を送ってくださった方、本当にありがとうございます。

 

狂華では華乱の二十周年の頃のお話でした。新しく入った子、引退した子、残念ながら抜けざるを得なかった子、昇格した子……十一人の子達は皆僕の宝物です。勿論、禿の子達や裏方で働いている人達もです。僕らの事を知ってくれてどうもありがとう。

 

さて、一通り花魁の子達を全員紹介できたので第一部を完結としましたが、まだまだ話したい事、知ってほしい事が沢山あります。特に晴れて上級花魁になった向日葵や、椿の片想い、旧上級花魁の活躍、そして今度は裏方の子の話もしてみようと思います。どうかお付き合いいただけると幸いです。

 

これ以上書くと長くなりそうだ。ついつい語ってしまいたくなるね。ここで終わりにしよう。また何(いず)れお手紙を出すと思うから読んでもらえたら嬉しいな。

 

それから、もし「この子のこんな話が聞きたい」などがあれば随時希望を受け付けています。ツイッター、もしくはここか作品のコメント欄にてお待ちしています。

 

では、またいつか。

 

 

      『狂い咲く華、枯るる花』より、柊