とても難しい【表現】についてとお知らせ
こんにちは、あずーろです。
AZUREと記してますが、私は心の中ではそう呼んでおります。(本当の読み方はあじゅあ、らしい)
さて、『Suite 〜君の名の、組曲〜』ですが、読んでくださっている読者の皆様には感謝申し上げます。リアクション、コメントもいただき、とても励みになっております。本当にありがとうございます!(*>ω<*)
耀の過去編も佳境に差し掛かってきておりまして、書いている方もだいぶ体力と精神力を削られていますが、みなさまの応援のおかげで続けられています。まだまだ先は長いですが、ごゆるりとお付き合いいただけると幸いです。
本題に入ります。(長文になりますがご容赦ください。)
この話、これからしばらくはとてもシリアスな内容になります。該当箇所の本文には記しましたが、Episode33〜35にとても重い内容が来てしまいます。
人によっては閲覧注意となるかもしれません。(予告しておきます)
ただし、その展開で書くのにもいくつか理由があります。まず初めに私の立場として、「それ」が、決して肯定的になるために書くのではないとだけは誤解のないように断言しておきます。
「それ」は、プロット時点で何度別ルートを模索しようとも、避けては通れない道でした。この作品の表テーマは「双子の絆」や「双子の恋(…は成立するのか?)」というものですが、裏テーマも複数あり、そのテーマのうちのいくつかに、「家族」や「愛とエゴ」というものがあります。(ええん、こんなことブログでしゃべりたくなかったよおぉ…っ)
その、表テーマと複雑に絡み合った裏テーマを、どうしたら説得力があるように書けるのか、今の自分の未熟な技量と、それに関する現実社会の法律、または実際に起こっている出来事など、いろいろ見比べ調べ吟味した上で、書いてはいます。(まだ見落としているところはたくさんあるかもしれませんが…)
何が言いたいかと言いますと、「それ」は主人公が失踪した原因でもあり、苗字が変わった要因でもあるため、話の展開にはどうしても必要な要素なのです。ですが私は「それ」自体を賛美したく書いているわけではなく、むしろ逆で、「事件が起こった」と表現したいということをご理解いただきたく存じます。(サスペンスでいう殺人事件か発生した、という感じでしょうか)
とても難しい問題だし、本当だったらもっと楽な道を通りたかった。高校生の双子がちゅっちゅっラブラブしているだけの話にしたかった。だけれど、私がとにかく書きたい(訴えたい)のは裏テーマ。現代社会が抱える闇、そして自らの実体験をちょこっとだけ添えて、「幸せ」とは何なのか、「どうしたら幸せになれるのか」を切り込んでいきたいのです。(それを描くために、主人公を「双子」にしたといっても過言ではありません。)
実は初稿は別サイトにて上げているのですが、そちらは初稿のためどんなに気をつけていても表現がくどかったり過激だったり、色々とダメダメな部分が多いので、こちらに転載する際に、細心の注意を払い、なるべく平らにならして改稿しています。(そして初稿を載せているサイトもついでにfujossy版と同じものに改稿します。)(その初稿をそっちでは載せちゃうのもどうかとは思うけどさ…ずっとやってきたやり方だからなかなか変えられないのよ…(´•̥̥̥ω•̥̥̥`))
なるべく、読んでくださる皆様、企画などに携わってくださっている皆様にご迷惑をかけることのないように、作っていく所存ではあります。しかし自分では気づかない点や見落としている点など、たくさんあると思います。その場合は、一言、コメントなどでご指摘くださると幸いです。
どうか、最後まで書けますように。
彼らが笑った顔が見られますように。
【11歳の聖と耀】
AZURE