星になれたら完結しました。
連載開始から2年半。漸く完結しました。書き始めた時は、数ヵ月で完結できそう!なんて思ってたのですが、思う通りにはいかないものです笑
時間はかかりましたが、こうして完結を迎えられたのは一重に読んでくださる方々、そして、リアクションやコメントをくださりモチベーション維持に貢献してくださった方々のお陰です!本当にありがとうございました!
作者としてはほぼ構想通りに書けて満足していますが、読者の方、特に土佐くんと愛由くんを応援してくださっていた方には物足りない終わり方だったかもしれません。ごめんなさい(。-人-。)
最後になるので、この作品の事を少し語らせていただいてもいいでしょうか。ネタバレされたくない方、作者の思いとか知らんって方は以下スルーでお願いしますm(_ _)m
「星になれたら」は、愛由くんと宗ちゃん二人の物語として書き始めました。愛由くんには、生と死というテーマがあり、宗ちゃんのテーマは愛でした。
ずっと天上に手を伸ばし続けていた愛由くんが、土佐くんと由信という仲間に出会い、宗ちゃんという障害の元、その絆を更に強固にし、生きる事を強く決意するというのが愛由くんの物語。宗ちゃんは、愛由くんを通して愛する事がどういう事なのか、それを知っていく、という物語でした。作中に登場したタイワンツバキの花言葉は「理想の愛」ですが、最後にそれを自分のものにしたのは実は宗ちゃんだったというオチも一応あったりします。
書きたいことは大体書けたかなーと今の時点では思っていますが、ひとつ心残りがあるとしたら、愛由くんが由信を「生きる意味」と言った理由をきちんと語っていなかったなぁと。なので自己満足でここで補足させていただくと、愛由くんは、由信と出会って初めて自分が望む形で自分を必要とされたんですね。由信は気が弱くてひとりでは何も出来ない感じの子ですが、愛由くんにとってはそれがよかった。「由信には俺がついてないと」って思うことは、自分が存在してもいいと肯定する事に繋がります。ずっと虐げられてきて、自己に価値がないと思い込んでいる愛由くんにとって、由信の役に立つことは、愛由くんの「生きる意味」だったんです。
そんな様な事をもう少し丁寧に描写できてればなーと完結直後の今思ってます。きっと、初めから読み直したら、まず誤字脱字に真っ青になって、書き足りない事ももっと山程出てくるんだろうなぁ。
……と、ここまで尤もらしい後書きみたいな事を書きましたが、この作者の一番の動機は、可愛い子にえっちな事したい!なんですけどね笑
完結できたのは嬉しいけど、もう愛由くんや宗ちゃん、土佐くんを書けないのかと思うと寂しさも同時にあります。その寂しさ解消に、土佐くんと愛由くんをメインにした続編をいつか書くかもしれません。未完の作品も完結までもっていきたいし、他にも挑戦してみたいジャンルもあったりします。
暫し休んだ後、自分の気持ちの赴くままに何れかの活動をしたいなと思っています。
読んでいただきありがとうございました!