憑依型役者がビッチな役を降ろしたまま見知らぬイケメンと寝てしまう話

を、今日から連載していきます。

「嘘さえ愛しく」

 

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 ありのままの自分で愛されたいなあ。

 

 そんなの、無理な話だって、知ってるけど。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 李木百樹(すももぎ・ももき)二十歳。  

 

 子供の頃のトラウマが元で、自分は愛されないと思っている憑依型役者。

 

 チャラ男の役が降りたまま街にくり出したある日、目覚めると隣には見知らぬイケメンが。

 

 どうやらビッチな役が降りたまま、S○Xしてしまったらしい。

 

 イケメンが目覚める前に逃げ出したのだが、なんとお互い財布を取り違えていて、再び会うことに。  

 

 無事財布を交換後、立ち去ろうとする百樹に、イケメン、岡龍介は申し出る。

 

「俺に教えてくれないか。ゲイの世界のこと」  

 

 行きずりの関係だったはずが、百樹はどんどん龍介に惹かれてしまう。

 

 けれど龍介が望んでいるのはきっと〈ビッチなおれ〉。

 

 百樹は自分の気持ちにブレーキをかけたまま、引き続きビッチを演じることになるのだが――

 

「雨さえやさしく」(コミックRouge原作賞最終選考)で人気のあった龍介がちゃんと幸せになるお話です。

 

雨さえやさしく はこちらhttps://fujossy.jp/books/19844?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=user_share_tweet

 

 最後まで書き上がっているので、手直しつつ更新で、全20回程度の予定です。エタりません(笑)

 

※ハッピーエンドで挿入保証。

※エブリスタにも掲載しています。

※表紙イラストは有償依頼したものです。無断転載ダメ、ぜったい。