書くこと
体調が悪すぎてこのまま治らないのではと不安になっていたのですが、何とか起き上がれるぐらいになりました。
まだ動悸と手の震えが残っているので完全とは言えませんが、少しずつ復調しているようです。
新たに掌編集を立ち上げたわけですが、本来はこんなことしている場合じゃないのです……。
拙作『彷徨う人』は、自サイトからの転載なのですが、四章の途中で更新が半年ぐらいストップしています。
プロットを立てない弊害だと思います(冷静に分析している場合じゃない)。
書けない書けないと悩んでいてもしかたないですし、とにかく書けるものを書こう、やってみようということで、書き散らしたあれこれを順に掲載していきます(何回“書く”って言った?)。
ときに新作を出すこともあります。
『灯』は完全新作、書き下ろしです。
国は違いますが、送り火の今日、お届けいたします。
わたしは書くことが好きです。
物語を作ったり、登場人物の設定を練るよりも“書く”ことが好き。
言葉や表現を探すのが好きなんです。
以前もアトリエブログの記事にしましたが、「こういう内容で書いて」と頼まれたらホイホイ応じてしまうかもしれません。
あらすじだけざっと書かれたものを小説に仕立て直すとか、リライトだとかそういうの。
仕事にはしませんけどね。
具合が悪くて寝ている間も、何か書けないかと考えてスマホで打ち込んでみたのが『手』です。
数日前、アトリエブログに掲載しましたが、改めて掌編集に出してみました。
ネタとあらすじだけならほかにもいくつか浮かびました。
第九夜の行間的なエピソードと、どこに挿入するか分からないものすごくエッチな(エッチなだけの)ショートストーリーが上がっています。
年内に掌編を集めて本を作りたいと考えているので、そこに挿し込もうかなとか。
完全お手製コピー本は、本編をまとめたものを発行済みなので一度はオフセットでやってみたいな。
念願のネットプリントも今年の春に配信できましたし、意外に活動できているかも、わたし。
書くぐらいしか表現方法がありませんので、しばらくは続けます。
完全に書けなくなるまで。