「ppp」キャラのこと

「PPP」の井上くんについて、、、

 

ものすごい得意分野がある人が

ある日それをなくして、普通の人になったらどうするか、、、

みたいな事を描こうと思ってできたお話でした。

でも結局ピアノ復帰したのでテーマがずれたなあと思ったり思わなかったり、、、。

 

井上くんは、母親の束縛、干渉が強すぎて、

でも小さい頃はあまり深く考えず、反発も感じず、

言い成りになっていて、それで当たり前に過ごしている、、、

高校生になって、さすがに井上くんも自立したいという心が育ってきて、

母親とすごくぶつかる、、、

 

元々、井上くんは自分の考えとか、感情とかを

表に出すのが苦手な内向的な人間なので、

ピアノで色んなものを表現できるのは

なんだかんだ言っても楽しかったのではないかなと思います。

それがないということは結構苦しい事だと思います。

心を拗らせて嫌な性格が出てます。

 

高校生らしい葛藤とか心の変化とかを描きたいとは思っていましたが

ピアノとモヤモヤを描きすぎて、

Loveが全然描けなかったなーと言う反省です。

 

ちなみにですが、

第4話の最後で頭に流れているのは「ショパンのノクターン」としか

書いてなんですが「ノクターン第2番」をイメージして描いてます。

聴くとああ!と分かるような有名な曲です。

5話の「熱情」も「マゼッパ」も「トッカータ」もすごくいい曲なので本当にオススメです。

自分の好きな曲ばかり散りばめました、、、!

 

 

佐々木くんについて、、、

 

ケガで大好きな野球ができなくなって、

その現実からずっと目を背けている、、、

でも井上くんが夢中になってピアノに向き合う姿を見て

自分もまた夢中になれるものを取り戻したいと思うようになる、、、

 

佐々木くんはおおらかで、ベラベラのおしゃべりではないけど、

人見知りがなくて誰とも打ち解けられる性格です。

多分、聞き上手タイプ。(そんな風には描けなかったけど)

 

井上くんに対してだけドキドキして話しかけられない、という自分に驚いてます。

井上くんのダメっぽいところが、

どうにもかわいく見えて好きになっちゃうという

世話好きで気になるとほっとけない人間です。すごく優しいです。

 

ピアノを弾かなくなった井上くんを色々と心配したり、気に掛けたりしてます。

でもなぜ井上くんがピアノを(弾けるのに)弾かないのかは理解できません。

自分はしたい事がやりたくてもできない状態なので

ピアノを弾かない井上くんのことをヤキモキしてみているのではないかなー。

夢中になれる何かを持っていてやらないなんてもったいない!

何とかして弾く気になって欲しい、と思っているのです。

それが井上くんには重荷になっています。

 

最終的には、佐々木くんは野球部の裏方で頑張るというところに落ち着きました。

 

2人が色々な事を解決したということで完結ですが、

井上くんも佐々木くんも好きなキャラクターなので

何かまた描けたらいいなーと思っています。今度はLoveも。

(ラフ状態の話はいっぱいあるのですが、、、)

 

でも、まだまだ他にも描きたい物語がいっぱいあって

全然ペン描きが間に合いません、、、

今は「忠犬を飼う」を描き始めたので兎に角そちら頑張りたいです。

 

だらだらとメモ書きのような長文ですみません。

最後までお読みいただきありがとうございました。