理想の自分じゃない、という話
主人公たちのイメージを作ったり、
物語をつくったりしていると、自分の昔のことを思い出します。
高校生の頃、大学生の頃、専門学校へ行った頃、働いていた頃、その後、、、
高校生の頃は自分のことがまだ分かっていなくて
日本語の先生(外国人に日本語を教える先生)になりたいと思い、
そういう大学へ行きました。
卒業したら青年海外協力隊なんかへ入って外国で先生をする自分を夢見ていました。
でも実際、自分が人前に立ち、授業をする、、、というのは
結構しんどいと感じました。
つまり、自分がこうだったらいいなという理想の人物像と、
自分が心から好き、面白いと思えることが違っていたのです。
人前でも堂々として話して、人の輪にいて楽しく、
生徒のために一生懸命頑張るというような理想の自分の姿とは全然違って、
私の好きなことは一人黙々と(誰にも邪魔されず)作業をする
しかも自分のために、、、ということの方が
やっていて楽しく、気持ちはいつもそっちを向いていました。
日本語の勉強自体や授業を組み立て作る作業は楽しくても
人前に出て授業をするというのがどうにも心が向かないのでした。
それでも「自分で決めたことだから」と、
大学4年間は、毎週ボランティアで授業をしたり、
教育実習などへ行ったりと頑張りましたが、
やっぱり職業として先生を選ぶ気にはなれませんでした。
むしろやればやるほど、
この道は違う、
違う道へ進みたいという気持ちが大きくなってしまいました。
大学へ行ったからこそ自分自身が分かったのです。
そんな自分に対してかなり悩みました、、、。
どうして自分はこうなんだろう、
なぜ人が普通にできることがしんどいんだろう、、、と思っていました。
授業で人前に出ることの前に、
ただ友達との飲み会やカラオケのようなことすら、しんどいと思っていたのです。
結局、大学の後に全然ちがう分野の専門学校へ行って学び直しました、、、
専門学校は、、、ホントに楽しかったです。
そりゃあ理想の自分ってありますよね。
特に若い頃は、、、自分のことわかってなくて、、、。
でも憧れる自分でいようとした時に、
心が楽しい、幸せと感じるのかは別のようです。
今は全然理想の人物像の自分になれてはいないけど、
ものを作り、漫画を描いているのが、
時間を忘れるほど夢中になり楽しいのです。
外面的なことを取り繕っても
気持ちが向いてなければ意味がないんだっていうことかな、、、。
とはいえBLが好きで、漫画描いてますって
全然周りの人には言ってないんですけどね、、、
内緒で描いています。自分一人の楽しみです。
すごく本当の自分を隠して取り繕って生きてんじゃん、、、(笑)
ごめんなさい。楽しく生きてて(笑)
ここまでブログ読んでくださった方、ありがというございます。
ふつふつと思い出したことを、だだだ〜っと書いてしまいました。
漫画の内容と関係ないお話でした、、、。
「忠犬を飼う」第4話読んでくださった方も
こんな私の楽しみに付き合ってくださり、本当にありがとうございます。