レビューお返事と自作の紹介

「PLASTIC KISS」と「星をツナグ」のそれぞれにレビューをいただきました。
レビューの欄に書き込むことができないので、この場をお借りしてお礼とお返事をさせていただこうと思います。
ついでなので、この機会にレビューを頂いた自作のご紹介をさせてください……!

 

「PLASTIC KISS」https://fujossy.jp/books/2637

 

4日間ごとの短編が連なる、つまりは連作短編です。
「PLASTIC HEAVEN」というバーで契約できる、謎めいた美しい二十歳のアスカが、何かを失った男たちと過ごす4日間を、契約者(あるいは他者)視点で描いています。
もうちょっとざっくりといえば、魔性のゲイが契約した男たちと次から次へとエロいことをしては去っていくというホモホモしい連作短編です。
中身は一応シリアスです。
契約は4日間と決まっているので、4日間ごとにその章の主人公が変わっていきます。

act.1は、失恋した会社員。
act.2は、家庭環境に揺れる高校生。
act.3は、全てを失ったアル中男。
act.4は、アスカを追いかける大学生。
そしてこちらで現在進行形のact.5は、囚われのデリヘルボーイ。

他者視点で語られる4日間を読み進めていくうちに、アスカ自身の物語が少しずつ明らかになっていくという仕組みになっています。
興味を持たれたらぜひ読んでいただければ嬉しいです。


「星をツナグ」https://fujossy.jp/books/2950

 

死者が遺した声を聞くことができる医者と大学生の短編読み切り。
不慮に命を落とした少女の小さな声に耳を傾ける、夏の日のお話です。
私はいつもそうなんですが、書いてるときはほんとにこれでいいのかなーとか、こんなの出しちゃ読んでくれる人に失礼じゃないかとか、ほんとにこの書き方でいいのかとか、いろいろ考えちゃう結構なネガティヴ人間なんですね。
このお話も書いてる最中はそうだったんですが、後で読み返すと、自分の書きたかった幾重にも重なる要素がなかなか書けてるなあと思って、つい今日も読み返してしまいました←バカ
この短編にファンタジー要素はないんですが、読んでいただいた方の心にファンタジックな読後感みたいなのが残ればいいなと思っています。
一応夏のコンテストにも参加させていただいています。


それでは、レビューのお返事です。
行数を少し空けますね。

 

 

 

 

 

 

 

たまさま

「星をツナグ」にレビューをいただき、本当にありがとうございました。
色んなベクトル(ストーリー展開、キャラクター、文章力)への感動を受けていただいたとは、これ以上にない賞賛のお言葉に震えました。
私はBLしか書けないのですが、BLから離れて小説を読み漁っていた時期があり、その時に読んでいた大好きな作家さん方のような美しく味わい深いお話が、BLならではの切り口で書けるようになれればいいなと思っています。
まだまだ理想には程遠いですが、「作り込まれた物語」と言って頂けたことがとても嬉しいです。
あと、世話をする自信がなく飼っていませんが猫が好きなので、退職したら猫と暮らすのが夢ですw←訊いてない
このお話の続きも、また機会があれば書きたいです。
お声かけいただき本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。

 

蜜鳥さま

「PLASTIC KISS」にレビューをいただき、本当にありがとうございました。
総受けでエロ満載なお話ですが、清らかと言って頂けて本望です。
このお話は、私が創作を始めて間もない頃に書き始めた作品で、当時の私の理想をアスカに詰め込んでいます。
4日間で誰かを幸せにしては去っていくという設定ですが、どの章でもアスカが幸せになってほしいと思っていただけるようなラストにしたいと考えて書いています。
サウンドドラマも聴いていただき、ありがとうございます、嬉しいです!
私は特に、最後のアフターの部分が大好きで、プラキスを書く前等によく聴いています。
まだ先の長いお話になりますが、完結までお付き合いいただけるよう頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。