『BODY TALK―初恋の代償―』完結いたしました

南鴇也です。

本日『BODY TALK―初恋の代償―』完結いたしました。読んでいただき、そして大切なお時間をこの作品に使っていただいたこと、感謝申し上げます。気づけば約5ヶ月の連載になってしまいました。初期の公開から読んでくださった方、本当に本当にありがとうございます。お気に入り登録、皆さまが送ってくださったリアクション、執筆中とても励みになっておりました。

主要人物みんな色々拗らせている、終始しんみり(鬱々?)とした話でしたが、彼らの純粋すぎる愛情が少しでも伝わったらいいなぁと思っています。

 

個人的な話になりますが、この作品は、学生時代に設定・ストーリーを創った、人生初のボーイズラブでした。実は当時個人サイトでこの作品を連載しており、最終話までの草案はあったものの、私生活での環境の変化でそれを形にすることができず、途中のまま、だいぶ長く筆を置いてしまっていました。ですが、完結できなかったこと、当時の読者の方々をがっかりさせてしまったことがずっと気がかりで、少し時間に余裕のある今しか出来ないと、完結に向けて筆をとりました。

そんなこともあり、生み出した彼ら一人ひとりへの想いを込めながら物語を最後まで書けたことは、作者個人としてはこの上なく幸せなことでした。

 

彼らの物語は一旦これにて完結です。ただ、もっと甘めの話も書きたかったな、という心残りもあり、ふとした時にまた番外編としてお話を書くことがあるかもしれません。そして、本編ではちらりとしか登場していない弥生と端崎のサイドストーリーも、随分と前から頭の中では完成していて、いつかスピンオフ作品として書いてみたいなぁという自己満的願望もあったり。

しかしながら、これらの思いを昇華させるにはまだまだ力が足りないので、ちゃんと修行をして帰ってきたいな、と思います。

最後はただの独り言のようになってしまいましたが、ここまでお付き合いいだだき、本当にありがとうございました。

また何らかの形でお会いできましたら、温かく見守っていただけると嬉しいです。