これは「あるある」なのか? 2022年1月8日

正月明けて、ずっと物語の第2部クライマックスというか、怜くんがなんで薫さんとあぁなっちゃったのかの最後のとこを書いてるんですが、なんとしても進まなくてですね。なんでやろと思ってたんですけど、やっとわかりました。

 

第3部の細部を詰めきってない。第3部における登場人物すべての動線と行動原理、その他諸々を考え切っていない。伏線は回収部分を先に考えないと前にすべてを埋め込むことはできないわけで、すっかり正月ボケをかましていたんすよね。後ろの構成に甘さがあると、前の部分は書けない。

 

物語を書いていて途中で筆が止まる時、私の場合は必ず原因があります。集中力が切れる、書きたくなくなるというのは、実は物語そのものが発しているシグナルなんですよね。書けなくなったら、書くのを一旦やめて数日ずっと考える。そうすると、プロット段階の論理の歪みや、伏線の埋め込みと回収の噛み合わせのズレ、人物の行動と動機との論理的ズレなど、様々なものが見つかってくる。そうした論理的な部分を徹底的にきちんと組み上げるには、それぞれの登場人物の性格や彼らの置かれた環境の細かい部分を深く理解し、まず自由に歩かせて彼らの行動の論理の方に無理がないようにしないといけない。

 

毎日やらないと、やっぱり勘って鈍るなぁ。制限をかけていない想像力と、ゴリゴリに制約をかける論理性とのバランスを取らないと長編って書けないよね。そうしたものすべてを研いで、初めてナイフのような言葉で物語に切り込んでいける。登場人物はひとり残らず、作者の思い通りに動かす装置じゃないという大原則を守り切らないと物語の形としては稚拙になってしまう。ぬぅ~難しい。