『幸せな存在』の読者さまへ

こんばんは、うみです。

今日から新しい節ですので、中表紙を公開します💕

 

 

優しい日常の積み重ね

 

ゆっくり丁寧に書いていきたいです。

 

読者様(auさん)が、あつ森で創作のシーンをまた作って下さったので、公開しますね。

 

なんと、大沼旅行中に出会った、くまさんのログハウスです。

 

ちゃんとホワイトシチュー、黒い一眼レフ、家族の写真があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも読者さまが作って下さいました。

 

滝沢ファミリーの公園ルックです💕

 

可愛い~芽生🌱

 

 

 

同人誌のこと

 

予約分は完売しました。ありがとうございます。

 

BOOTHで一般分を限定で頒布中です。

 

3月14日に、発行記念として、芽生の話をダウンロード特典で追加しました。

 

高校生になった芽生と瑞樹の、ちょっと切なくでもキュンなSSです。

 

 

 

こもりんの小話

過ぎちゃいましたが、「ホワイトデーによせて。 彼らはきっとこんな感じ💕

 

「菅野くーん」

「どうした?」

「あの、あのあの、今日はホワイトデーなので……これ一緒に食べませんか」

「ん?」

 

(読者さま・まろんさからいただいた干菓子です)

 

 和パフェに寄りそう犬のカードは、俺たちみたいだな。

 赤い箱を開けてみると、ハート型の落雁《らくがん》が綺麗に並んでいた。

 

「へぇ、こもりんらしいセレクトだな」

「あのあの……味見してみません?」

 

 じゅるる――

 ははっ、きっと自分が食べたい物を買ってきたんだろうな。

 そんな下心すら可愛い。

 

「ほら」

 

 ピンクのハートを可愛い口に放り込んでやると、蕩けそうな顔をする。

 

「はふー こ、これは上品な甘さですね。流石、和三盆です! とってもおいしいです!」

 

 やっぱり可愛い。 もっと弾ける笑顔を見たい。

 

「もっと食べて」
「いいんですか」
「あぁ、ほら、あーん」
「あーん」

 

 真面目な顔で、あーんと、大きく口を開く。

 何だか雛に餌付けしている気分だ。

 この先も、ずっと俺だけを見ていてくれよ。

 こもりんは、永遠に俺だけのものだ。

 

「もっと食べて」
「はい!」

 

 気付けば、16個の落雁は……すべてこもりんの胃の中に。

 

「え? あれあれ……なくなっちゃったですよ」
「こもりんの食べる仕草が可愛くてな」
「ううう……かんのくんに食べてもらいたかったのに……僕大失敗です……うう」

 

 ガバッと机に顔を伏せて泣くこもりん。

 

「だ、大丈夫だよ、顔をあげて」

 

 チュッ――

 

「おれは落雁を食べたこもりんを食べるから」
「え? わ……照れます」

 

 落雁の桃色のように染まる頬。
 
 俺だけを見つめるキラキラな瞳。

 

 

 

おしまい♫

 

 

いつもリアクションありがとうございます!