ありがと!と小話

兄弟のやつが反響良すぎて毎日驚いています!!

色々上げてて、どれも同じくらい更新したいんだけど、反響あると思わずそればかり書いてしまう笑

 

ところで、兄弟のやつなんですが、何か初めの方からヤりまくってますが大丈夫でしょうか?笑

一応この後はラブラブするばかりではないんですが!多分!!笑

みなさんの反響見ながら書くのは楽しいです!

 

お礼に30分ほどで書いた小話をここに載せます。

 

 

ーーーー小話ーーーー

 

※社長の休日※

 


「ふわぁぁ、ねみぃ。」

 


眠い目を擦りながら洗濯物を外に干す。

昨夜はセフレの一人と会ってたから帰るの遅くて眠い。

 


洗濯物を干し終わって、朝ご飯食べて、掃除は適当にかるーくやる。

 


全てが一通り終えてから、ソファに座って、自分のために作ったカルパッチョとワインで早めの昼食。真っ昼間からの酒って最高なんだよな。

 


そのまま寝落ちてたらしく、気づけば15時。

俺はどちらかというと無趣味で何も予定ない日はこんな感じで休日が終わる。

30半ばになって一人で出掛けるのも面倒だし別にいいんだけど、やっぱり一人は淋しくて相手してくれる奴を探す。

 


「晃。どうせお前暇だろう。夕飯作りに来て。」

 


スマホに登録された連絡帳から晃へ連絡する。

来ていい時間を告げ、キッチンから2本目のワインを持ってくる。

 

 

 

ピンポーン、ピンポーン

 


インターホンが鳴って起きると晃が到着したようだ。

玄関の戸を開けると直ぐさま顔を歪める。

 


「まさか、また飲んでるんですか?」

「休みだし、いいだろう。」

「・・・・・・はあ、そんなことばかりしてると身体壊しますよ。」

 


部屋に入りながらそんな説教じみたことを言う。

 


「ちょ、洗濯物干しっぱなしだけど!?テーブルも散らかってるし。本当に兄貴はちゃんとやらねえんだから。」

 


何やらブツブツ呟きながら洗濯物を畳み、テーブルを片付け夕飯を作る。

俺はそんな晃をスマホ弄るフリして眺めていた。

 


俺は自分の家で晃が家事をしてるのを見るのが好きだ。

だから敢えて何もしない。

ひとり暮らし歴長いし、家事なんて一通り全てできるんだけど、わざと何もしなかったり中途半端にして、晃にやらせている。

 


「ホントお前って良い嫁に育ったよな。」

 


ボソっと小声で呟くと晃が「何?」とキッチンカウンターから顔を上げる。

 


「何でもねえよ。少し寝るからできたら起こして。」

 


目を閉じるとガキの頃の言葉が脳裏に蘇る。

 


『おおきくなったら、にーちゃんとけっこんする。』

 


その約束が未だに有効なら、いつか嫁にもらうかな。

何てそんなことを本気で考えるようになるなんてこの時はまだ知らなかった。

 

 

 

 

兄ちゃんはホント何でもできる人です。

けど弟に甲斐甲斐しく世話焼かれるのが好きだから、できないフリをしている。

そんな二人の話。