人と比べて
また、ぼんやりと思い出した事を書くんですけど、、、。
性格上なのか、みんなそうなのか分かりませんが、
大勢といるとすぐに人と比べてしまう、、、
、、、きっと私の性格なんでしょう。
好きな事をやっていたはずなのに
周りにたくさんの人がいると、
あの人はあんなにセンスがあるとか、
あの人はあんなに絵が上手いとか、
あの人はあんなに人付き合いがうまいとか、、、
そんな事ばかり見えてくるのです。
人と比べる事に
意味なんてないのは分かっていても
比べてしまい、
自分の劣っているところを見つけてしまい、
結果、好きだったものが純粋に「好き」なのかどうなのか
分からなくなるんです。
絵を描くのが好きだったはず、
ものづくりが好きだったはず、
「つくりたい」気持ちでいっぱいだったはず、、、
でもいつの間にか
同じように目指すものがある仲間といる事で
もっと上手くなくちゃ、
もっと才能がなくちゃ、
もっと個性的でなくちゃ、、、って思って
いろんなものを見て、
色んな方面に手を出しているうちに
自分が分からなくなってきちゃうんです。
それって努力してるんじゃんね。
もっと良くなりたいと思ってがんばってるんじゃんね。
なのに何か方向が間違ってきちゃうんですよね。
多分自分が「人より劣りたくない」
「人よりも優れていなくちゃ」みたいな
気持ちが強いんじゃないかなーと思います。
同時に「変なものを出したら恥ずかしい」みたいな
気持ちもすごい強いし、、、。
「これが好き」よりも
段々と
「これが褒められる」「これが評価される」が
価値あるものにすり替わっていくんです。
そうして、本当にいつの間にかなんですけど
やっている事が「好き」じゃなくなっているんですよ。
不思議ですね。
いや不思議じゃないのか。
当然だったのかも、、、
他人のものさしに合わせるのに必死になっているんだから。
ここですごく難しいのは
「評価されたい」っていう気持ちも
ある意味本当だっていう事でしょうか。
「褒められた」「評価された」ということは
自分の喜びでもあり
社会的にも認められたんだから、いい事です。
作業自体は好きではなくなったけど
認められるからやる、、、ていう事でしょうか。
こうしてBLを描くにあたっては
一人ですし、そんな事にはならなくて
周りの人にも教えてないから比べる事もなくて
本当にただの「好き」を邁進できる。
それはすごく重要なんだけど、
「これでいいのか?」って思った時に
誰にも何にも言われないから
自分だけで考えられる範囲でやるしかないんですよね、、、。
間違ってる方向性も修正しようがないというか、、、。
「好き」は大事にしたい。
でも今は前には進んではいないのかも、と思う、、、。
人と交わり始めたら
また人と比べて漫画を描く事も嫌いになるのかな〜
上手くやれたらいいのにな〜
人と比べても、何を言われても、
自分ってものを保ち続ける事ができたら、、、。
きっと結果も変わっていたかもしれません。
それができない、いつもいつも。
気持ちが弱いのかな、、、。
楽しくやりたいのも確かなんですが
でも上手くなりたいのも本当なんです。
長々とすみません。
ここまで読んでくださった方がいましたら
お付き合いいただいて本当にありがとうございました。