夏コン参加作品の裏話とか色々
皆様こんばんは♪♪
ずっと、夏コンの後書きと言うか裏話、裏設定を書きたいなと思いながらも時間がなくてアップできませんでしたが、やっと書き終わったので載せます。
一応、ネタバレ注意なので、私の夏コン作品を未読の方は自己判断でお願いします。
* タイトル「ブルーミントグラデーション」はこんな意味を込めてます。
ブルー→夏の海の青さ
ミント→ミントの葉っぱで葉月と青葉。清涼感で爽やかなんだけどキリッとした感じが亮介の大人の狡さ
グラデーション→移りゆく(葉月の)心情
* ななちゃんの名前は「葉月」と、いい名前が付いてるのに作中では亮介にたった1度しか呼ばれません。ブルグラに限らず私の作品は結構名前の呼び方とかに意味を持たせるような使い方をするので今回もそんな感じで、その1回が葉月にとってより大切なものになるようにと1度だけなのです。
* 亮介たちの撮影が終わり二人が別れ元の暮らしに戻る日、葉月はともかく、なぜ亮介は葉月に連絡先も何も教えなかったのか……それは自分が海外に行ってしまう(仕事で長期)のが決まってたから中途半端に連絡先を教えない方がいいと思ったから。
それは葉月の為であり自分の為だった。
*煽り文にある一文と三年と告げたことは、時間を空けることで葉月が自分の気持ちと向き合って、本当に好き(亮介のことを)か答えが出せるように……と、作中で亮介が言ってましたが、実はそれは亮介自身にも言えることだったのです。
時間を空けることで、葉月を受け止めるだけの器を持っている(色んな意味での覚悟)か自分自身も考えたかった。
それは本気故に出した決断。
それが「オレのせいでななちゃんの人生を狂わせるわけにはいかなかった」て一文にも繋がっているのです。
…………そういうわけで、全部ひっくるめて伝えたかったのは、大人の狡さと見せかけて実はすごく純愛故の裏返しだったということなのです。
そうさせたのは、もちろん純粋な葉月と出会ったことが一番ですが、亮介も狡さに隠された優しさを持っている大人だったということです。
これらを踏まえてもう一度読み返してみると、また違った捉え方が出来るかもしれません。
なので、気が向いたら読み返していただけると嬉しいです。
お陰様でリアクションも沢山いただけましたし、素敵なレビューやコメントも頂きました。
私にとっても夏のいい思い出になったなぁ~と思ってます。
たくさんの方に読んでいただけてとても嬉しかったです、ありがとうございました。
連載中の「惑わすアイツは生徒会長」の方もリアクションやたくさんのアクセスありがとうございます。
こちらはやっと折り返し地点まで来ました。
これからも色々なことが起こるかと思いますが温かく見守っていただけたら幸いです。