ムコウがわ

こんにちわ!マネキと申します!

 

新しい作品『ムコウがわのキミ』を少しずつ書き進めています。

今回主人公達が暮らす土地のモデルとなっているのは、とある温泉地の近くの町です。

10年ほど前に、ターミナル駅から温泉地に行くために二両編成のローカル電車に乗ったことがありました。その時たくさんの学生さんが乗っていたんです。

その学生さん達が終点の温泉の駅に着くまでに少しずつ自分の駅で降りて行くのをなんとなく車窓から見送っていたのですが、その中に一つとても印象に残っている駅がありました。

山間の駅で大きな川が近くに流れていました。

無人駅の小さなホームを出ると、ほとんど街灯のない薄暗い道を学生さんが数人で歩いて帰って行っていました。

薄暗かったのであまり町の様子はわからなかったのですが、初めて通った初めて聞くこの町が彼らの生活の場所なのだなぁとしみじみ思ったのを覚えています。

 

そんなわけで今回の物語の舞台にいたしました!

『川』挟んだ向こう側とこちら側。同じ町なのに近いようで遠いようなそんな距離感を、同じクラスなのにグループが違うだけで距離のある学生時代のもどかしさと重ねながら書いていけたらと思っています!

 

ゆっくり更新になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします🥹