ふたなりの少年を愛玩する なんやかんや

書き足しましたね。

 

書ききれてなかったから。

自分は1人だと思っている幼なじみ達は、本当は自分であるもう一人を愛してるわけですよ。

 

他人としてね。

 

でも、自分自身だと思っているから、自覚できない。

自分自身とセックスなんて思いもつかないし。

 

でも、二人が同時に執着したスイを通してなら、2人は互いにセックスできるし、スイのどこに執着するかで、別々の存在にもなれるわけです。

 

スイの後ろを無条件に楽しむ幼なじみと、サディスティックにスイを女にしたがる幼なじみは別の人格ですし。

 

多分、スイを通して相手に嫉妬もしてるし、スイにもしてる。

 

それが「同一人物」として、そして依頼のために色んな人間を掃除するように歪まされた人格の救いになってる、というのはあると思います。

 

スイをパートナーにした時点で、幼なじみは1人前となり、仕事も始めていると思うので。

 

仕事の時はスイは薬で眠らされるか、鎖につながれてるか、座敷牢で、二人は一人として仕事に向かうのでしょうね。

 

 

1人が殺してる間、もう一人が完璧なアリバイをつくるスタイル。

殺し屋だと、知る人たちには知られているからこそできるやり方。

 

狙われてると分からせて、どこにいるのかを把握させているからこそ、まさかもう一人いるとは思わない、てのが。

 

二人いることは一族の1部しか知らない究極の秘密なので、スイは生きて屋敷を出ることは出来ません。

 

ずっと二人に飼われ(本人達は伴侶のつもり)つづける。 

 

可哀想

 

思ったより長くなったけど面白かったです