残酷絵巻 1 狂犬と小鳥について
残酷絵巻を手直しし始めています
私が書いてきた中でも長いシリーズなので思入れが強いですね
ここの敵方のカップリング、「狂犬」と「小鳥(私は実はそう呼んでました)」は私の好きな組み合わせですね
執着溺愛忠犬一途ヤンデレの大男の受けと
聖母平凡でも実は一番ヤンデレの受け
良いですよね
残酷絵巻の良いところ?はもう絶対、捕食者と従属の関係は行き止まりだってことです。
どうやってもどうにもならない。
でも、愛しあっていて、でもそんなもんはどうにもならないってとこ。
小鳥と狂犬の関係は本当にソレだったと思います
狂犬とあの人は実は同じような存在なんですけどね
どちらも人間によって歪め育てられた化け物なので。
2人とも違う環境に生まれてたら、賞賛と憧憬の中でキラキラした人生を生きていたかも
まあ、あの人は残酷さの代わりに傲慢さがさらにグレードアップして、違う種類の悪者になってたと思いますが。
悪者にならなかったとしても、絶対ものすごく嫌な奴なのにはかわりなさそう。
狂犬はなんかそれこそアスリートとして賞賛を浴びて、でも素朴な感じになってた気もします。
お互い自分の好きな人以外はどうでも良いタイプだし。
狂犬とあの人はお互いが同族嫌悪で相容れないのは仕方ないかも。
色々読み直ししながら考えています。
小鳥を溺愛し、だから壊れていく狂犬。
狂犬に狂犬以上に実は執着している小鳥。
破綻しても仕方なかったんだなぁ。
そして、これはあの人と少年にも起こり得ることだったとおもいます。
それを回避させたのが「正義の味方」になることだったんだなあ・・・
にしても。
狂犬と小鳥は私の中では王道の関係性です