瓦斯灯夜想曲 溢れ話 関東大震災の事

この話で馨たちが住んでいるところは設定として「神田和泉町」と言うところにしています。JR秋葉原駅の近くで当時は住宅密集地だったそうです。今のことはよくわかりませんが(^^;

で、そこをちょっと調べていたらすごい事実があったんです。

その「神田和泉町」と「神田佐久間町」と言うところがあって関東大震災の折ちょうど昼時もあって火災が大規模で起こったそうなんですね。その時にこの二つの地域だけが燃えないで残ったらしいんです。

町内の方々が力を合わせて水をリレーしたり、類焼を防ぐために家を引き倒したりしてとにかく火からだけは守ったそう。その後表彰も受けたそうなんですが、そう言う地域の連帯感ってなんだか江戸っ子の心意気を感じますよね。

それを読んでいた時に、最初は水をかけるだけで類焼を防いだのかと思い頼政の家を壊してしまったなぁとちょっとビクビクしたのですが、やはり引き倒した事実もあったようでちょっと安心したりしましたw

その夜に馨も瓦礫の上で過ごしたりしたので、偶然とはいえその「神田和泉町」が「燃えなかった」と言う事実を知りちょっと感動したものでした。

他の地域に住まわせていたら「ああ、ここは夜いられなかったわね」ってことになっていたと思うと、ちょっと肝が冷える思いですw

 

話を書く段階でと言うより、私に限っては書きながら疑問に思ったところを調べる感じで書いていますがこう言う歴史的な話は色々勉強になっていいですよね♪ 

恥ずかしながらドイツのハイパーインフレなどはちょっと知識になくて、今回家を丸ごと買う資金はどうしようと思った時に当時のドイツマルクはいくらだったんかいね、と調べたらハイパーインフレで通貨価値が大下落してると知りこれはそのまま持ってきたら頼政ウハウハじゃん?ってことにwwwまあその通りに書きましたがwそう言うのも頭に入って面白かったです^^

もう十何年か前にも吉原の話を書いたことがあって(BLですw)今の大河も絡め近々書くことになるかもなあ江戸時代…なんて想いも馳せています♪

 

ではでは、長くなりましたが、読んでくださってありがとうございます^^

本編もよろしくお願いいたします。

 

とうこ