『寒凪と嘘』シリーズ完結です。
はじめまして、お久しぶりです、こんばんは。みゆぴと申します。
大変長らくお待たせ致しました。というか、完結させたと思い込んでおりここまでお待たせしてしまいました。
寒凪と嘘本編にて嫌なモブとして産み落とされ、続編では掘られかけるというトラウマを植え付けられ、ようやく日の目を浴びることが出来た 草津のアイツ 改め安藤の物語、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
という事で、かなり久しぶりにブログを書いております。
長い間更新を止めておりましたし、もし読んでいないけどたまたまブログを覗いてくださった方がいましたら是非覗いて見てください。
数年前に他サイトで上げた作品をこちらにも……という形ではありますが、すごく気に入っているシリーズです。
相手のΩである山田は、これまた数年前の作品に登場したオメガバース夫婦(夫夫?)の息子という設定でして、厄介な作りになっております。
シリーズとして3つも続けている以上、全て追いかけて読んでくださる方は コア であるという決めつけに似た気持ちで好き勝手に別作品から引っ張ってきてしまいました。
Vanilla.もあわせて楽しんでいただけますと幸いですっ ̫ -⸝⸝˘
さて、今回出てきた山田ですが、かなり口の悪い箱入りという設定があります。私も言葉遣いが丁寧な方ではないですが、一切の方言を禁止する(安藤の独特な言い回しはギリ標準語かな……と思っている名古屋人です)と決めた今作では自分自身の言葉遣いが使用出来ず、なかなか江戸っ子感が出てしまいました。
もっと都会のチンピラ言葉を勉強しようと思った次第です。
そして、安藤×山田のしっかりした濡れ場というのは彼らの関係性的に少し早すぎるかな と思い、温かく楽しい場面で終わらせようと決めました。
期待してくださった方がいましたら本当にごめんなさい。
物語としての大きな山場部分は既に終えている中、絶対に1度や2度では成功しないであろう性行為をただ繰り返し書き続けるのもどうかと思い……。ああいう形での完結を選びました。
他の作品においても、あまり濡れ場を作り過ぎないのは私の癖のようなもので、行為中だからこその心と心が繋がる瞬間を大切に書いているので、ただのエロ小説って難しいです。モノローグが止まらなくなっちゃう。
まあそれはどの場面を書いていても同じでした。私ポエマーなんですね。
最近はあまり一次創作をしておりませんが、今回改めて寒凪シリーズを見直すと、やっぱり自分の描く世界は好きだなあと再確認してしまいました。
私にはこういう場が必要なのだと思います。
この先、新しい話を書くかもしれないし、更新中のまま止まっている長編を続けていくかもしれません。
またどこかで私の作品を見つけたり、読んでくださる機会がありましたら、どうか楽しんでいただけますと幸いです。
これにて『寒凪と嘘』春先の事件簿、蒼穹は永久不滅、『Vanilla.』After that含め、全てシリーズ完結となります。
特に寒凪と続編の2作におきましては、たくさんのリアクションをいただけてとても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
