ふじねこ日記 倒錯の果てにあるもの 第4話
こんばんは、ふじねこです。
倒錯の果てにあるもの、更新いたしました。
稚児ちゃんに名前をあげたいと思ってたので、とりあえず一安心です。
頑なに名乗らない変態は、変質者とでもロリコンとでも呼んでください。
一応、彼のために言い訳しておくと、彼は人間ではないので、倫理観が人とはズレています。
私からしたら、変態ロリコン拉致監禁ヤローですが、本人は本人なりに一生懸命藤丸に愛情を注いでおります。伝わらなかったら、ひとえに私の力量不足。精進いたします。
ここからは、ふじねこの近況報告です。
ふじねこ、39歳、人生で初めて自分探しの旅に出ておりました。(笑)
電車で2時間もかからない近場でしたが、大冒険。
離婚届を置いて家を出るっていう、ベタベタなことをやってしまいました。恥ずかしい。
しかも、かっこよく飛び出したのに、図書館の本を返し忘れてて。夫にお願いしました。本当に恥ずかしい。
2週間。道に迷ったり、ご飯食べるの忘れてフラフラになって、水にガムシロップを入れて飲むっていう、大門未知子にしか許されない暴挙にでたり。
自分では一人の時間を楽しむ、贅沢するって気持ちでしたが、ネイリストのお姉さんに疲れてますね、大丈夫ですか?って聞かれて。たぶん、ビジネスホテルのフロントのお姉さんとか、いろんな人に心配されてたと思う。自分のことって、本当に一番わからない。
温泉とか、家の近所のビジネスホテルを経由して、現在夫の家に戻ってきてます。
ちゃんと二人で話し合って、今日正式に離婚届を提出してきました。
正直、どちらかが死ぬまで一緒にいると思っていたし、そのために二人で努力してきた。
でも、気づいてしまったんですよね。私、彼の可愛い妻じゃない、毒親だって。
彼の自由を奪って、何もできないって決めつけて、自立を妨げる毒親。
気づいたって、彼を手放すのはつらかった。それこそ、家を飛び出さないと無理だった。
今、すっきりはしてるけど、傷は深いって実感した。
傷って深いほど、見ないように気づかないようにするから、わからないよね。
彼は今、不便だし、悲しんでくれているとは思うけど、自由です。
二人とも、無意識に我慢してたんだろうなって。本当にお互いを大切に思っていたし、愛していたから。
その証拠に、彼の顔にずっとあった吹き出物、今はキレイになってる。
将来の展望を描き始め、自分の好きなものにお金を使う彼を見て、これで正解だったんだって思ってます。
自分のため、彼のために辛い決断をした自分を誇りに思います。
スペシャルサンクス
私の爪に魔法をかけてくれたネイリストのお姉さん。チーム頑張り屋として、これからも頑張りましょうね。仕事に真摯なあなたは、本当にかっこよかったです。私たち、休むの壊滅的に下手だから、そこは要注意で(笑)
私に新しい世界を信じる力をくれた占いの母。
あなたは私が悪い男に引っかかってるのではないかと心配して、彼の中の一番ヤバいやつをリーディングしてくださいました。安心してください。ヤバいやつは彼の中に確かに存在しますが、彼はそんなヤバいやつではありません。会ったことないけど、大丈夫です。彼はおそらく私の人生で出会った人の中で、一番誠実な男です。
私の不安をあっさり吹き飛ばしてくれてありがとうございました。あまりにさらっとながされたのでついていくのに精一杯でした。
今度はあなたと私の見ている不思議な世界についてお話させてください。
長々と失礼致しました。
どうしても、私を知らない誰かに読んでいただきたくてこの場をお借りしています。
読んでくださった方、ありがとうございます。あなたの存在は私の救いです。
ご縁に感謝、みなさまに幸あれ☆
