
二度目の初恋が好き
適齢期でパートナーがいるとセックスとかは別に特別な行為でもなんでもなくて、好きあってて、触れたいと思うなら、自然とするみたいな、生活の一環になってくる。
そういう「自然」なことって「意味」を失う。
息をしたり、心臓を動かすことに意味が必要じゃないように。
腹が減ったら食べるように、ムラムラしたからセックスするのがあたりまえになる。
でも初めて食べた離乳食の味にショックを受けたように、初めて裸体が触れ合って、自分でも知らない深い場所で交わった衝撃はあったはず。
今はまったくもって力不足なのでそれを表現することはできないけど、そういうパッションを書きたい。
もっと言うなら一生に一度だと思っていたけど実は対象や年代や自分の成長具合が違うことによって発生するセカンドバージンが癖。
一生、この人だけだと、たった一人を想っていた。その時の自分はまだ幼かったから。
そんな恋と出会うこともあるのだと知った。あの人がいなくなっても続く日々を、それでもずっと生きてきたから。
大人だから、好きだと気が付いた→セックスをしてもいいんだけど、最初は日常的な性処理以外に意味がなかった行為がだんだんヴァージンと同じ意味を持ち始める過程とか、好き。
幼い頃は恋が始まって気持ちから体へ物語が進むのに対して、大人になったからこそ生き物としての生活衝動から体の関係が始まって、でも最後は初恋のような儚くて初心初心しくて大切な気持ちを抱きあってハッピーエンドとか、書きたい。
