更新
『愛しさの先に』を一気に執筆しました。
これで3人の話は終了です。
因みに攻め2人に対して受け1人ですが、この3人で三角関係はありません。
もしアキちゃんが亡くならず生きていたら一生彩愛はアキちゃん一筋です。
たとえどんなに秀隆に迫られても靡きません。
アキちゃんが亡くなり、自分の養子にした事で彩愛の秀隆への感情が変わります。
押して押して押しまくる秀隆に最初は流されていた彩愛ですが、いつの間にか秀隆を好きになります。
完全に流されましたね。
でもそれがどんな感情なのか今迄アキちゃんしか愛せなかった彩愛には理解出来ません。
好きな想いを認めるのが怖くて逃げてしまいます。
この話の中で一番精神年齢が大人なのは秀隆です。
彼の世界は彩愛のみで形成されています。
が、きちんと彩愛を守り愛する為に将来の事も考えていますし、色々努力もしています。
一番可哀想なのはアキちゃんです。
彩愛への想いを素直に受け入れられず、漸く素直になり家族に打ち明けた途端亡くなってしまうのですから。
お陰で彩愛は彼からの愛情を殆ど貰えず消化不良なままアキちゃんと別れてしまいました。
秀隆によりその傷は癒されるのですが、秀隆と彩愛の関係は不思議な物になってしまいました。
果たしてこれは幸せなのかそうでないのか。
自分はこの結末がこの2人にとっては一番の幸せだと考えていますが、読み手によってはそうではないかもしれません。