即興小説「赤縄」

さて、私はfujossyさんにて、「君の縄」というイベントを開催させていただいてます。

 

昨日Twitterで「君の縄」イベントの宣伝を兼ねたツイートをしたら、310さん( https://fujossy.jp/users/310/mine )「赤縄」という文字を書いてupしてくださいました。

 

セキジョウと読むのだそうです。

 

中国の故事『続玄怪録』に因んだ言葉で、天に選ばれた二人が赤い縄で互いの足を結べば、たとえ敵同士でも、強固な縁で結ばれて離れることはないとか、そういうお話らしいです。

 

赤い糸よりもうちょいドロドロ、怨念的な気配もあるとか。

 

赤縄繋足(セキジョウケイソク)という四字熟語もあるらしい。

 

とにかく私は『赤縄』という文字の力に目ざとく食らいつき、即興でお話を書かせて頂くことにしました。

 

文字に気持ちを掻き立てられて、Twitterの140文字には収まらず、fujossyさんへ移動して、約4時間半で5,128文字!

 

内容は粗いですが(はいそこ、いつも粗いとか言わない)、即興で書く経験は初めてで、とても面白くていい経験になりました。

 

調べ物をする時間はほとんどありませんから、自分の中にある語彙や表現や知識や経験がそのまま表れていて、自分の筆力や傾向を把握するよい機会にもなりました。

 

構成力の弱さ、キャラクターの個性不足、新鮮味のない文章、登場人物を窮地へ陥れられない思い切りの悪さなど、メモして今後のお話作りに活かさねば♡

 

勉強のために、今後も即興小説は不定期でやって行きたいなと思いました。

 

今回、快く作品を使わせてくださった上に、わざわさわ作者名まで書いて入れて下さった310さんに、心より感謝申し上げます。

 

お読みくださった方も、リアクションやコメントを下さった方も、本当にありがとうございました。

 

またいろいろ書きますので、よろしければお付き合いくださいませ。