記者×刑事×3

記者(ベルジュラック)×刑事(ウィルクス)をいくつかかいたので載せます。

犬ウィルクス君のまんが。

 

 

 

そして、探偵(ハイド)×刑事前提の記者×刑事。

ミニ掌編です。

 

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「ウィルクスさん、フェラ上手ですよね」
 二人で探偵事務所兼居間に残されたとき、ジャン・ベルジュラックが優しく言った。
 エドワード・ウィルクスは体をぎくっと強張らせる。睨みつけたが、まじまじと見つめてくる明るい黒の瞳に屈した。身じろぎして、「おれは、別に……」とつぶやく。
 ベルジュラックは明るく言った。
「ハイドさんにも言われませんか?」
 ウィルクスはぶるっと震えた。手が震え、目の前のテーブルに乗せているために、まだ中身が残っているカップとソーサーがかちゃかちゃ音を立てた。テーブルから手を下ろす。ベルジュラックを見て言った。
「あの人のこと、言わないでください」
「その点ではハイドさんの同意を得られると思いますが」
「たしかに、おれはあなたにフェラしました。でも一回だけだ。二度はない。もう忘れてください」
「本当に?」
 二人の目が合う。
「本当に二度目はないと?」
「ありません。おれは、あ……あの人にしかしたくない」
「でも、あの人がいつもあなたを満足させてくれるとは限りませんよね?」
「したら、いつも必ず満足させてくれる。満足できないのは、しないときだけです」
「あなたがしたいときにいつもできるとは限らない。あなたの欲望の強さは、常軌を逸してるから」
 ウィルクスの目は乾いて、ベルジュラックの目をじっと見つめた。非難も否定もできなかった。ベルジュラックの目は明るく輝き、興味深くウィルクスを見ている。
「ウィルクスさん、ぼくは」ベルジュラックは微笑んで言った。
「あなたのことだけじゃなくて、ハイドさんのこともよく知りたいんです。大事なことですよね? あなたがしてくれたとき、そう……ハイドさんの好みがわかった気がしました。ぼくもあの人の好みが好きです。そういうのって、なんだかすてきだとは思いませんか?」
 ウィルクスは目を伏せて震えた。
 扉が開いて、シドニー・C・ハイドが部屋に戻ってきた。片手に受け取った荷物を持っている。彼はすぐにパートナーの緊張に気がついた。
 ウィルクスは迷子の子どもが父親を見つけたときのように手を伸ばし、ハイドの手をぎゅっと握った。
 ハイドも握り返す。爛々と輝くベルジュラックの目と目が合うと、落ち着いた低い声で言った。
「エドは猥談が苦手なんです」
「そのようですね」
「彼はぼくのものだ」
 ベルジュラックは興味深そうな目でにこっと笑った。
「痛いほど、その通りだとわかりますよ」
 ハイドとベルジュラックは見つめあった。ウィルクスは自分の手を包むハイドの大きな手に、ぎゅっとつかまる。ベルジュラックは静かに言った。
「笑ってるウィルクスさんは可愛い。苦しんでいる姿は、とても美しいですよ」
「苦しんでいる姿は見たくない」
 ハイドが言うと、ベルジュラックはうなずいてつぶやいた。
「その美しさがわからないなんて、あなたは不幸だ」
 しばし沈黙したあと、ハイドは手を繋いだままウィルクスの隣の椅子に掛けた。そしてささやく。
「ぼくはエドの泣き顔が好きです。でも、泣かせていいのはぼくだけだ。あなたならぼくの気持ち、わかってくれますよね?」
 ウィルクスは怯えたようにハイドの横顔を見つめた。しかし年上の男のその顔は、今もまた優しかった。つがいを見守る狼のようだった。
 罪な人だ、とベルジュラックが言うと、ハイドはパートナーの手を強く握る。
 ベルジュラックの目を見つめたまま、ウィルクスの唇にキスをした。

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もっとハードでエロスな記者×刑事とかもかきたいなあと思っています……。