私がBL作家に向かない理由

日々の業務お疲れ様です。

連日猛暑ですね…屋外で作業をされている方を見かける度に、「政府はこんな日くらいシエスタに出来んのか」とラテン文化の教本を押し付けたくなります。

私がPC抱えて土日に出勤する病も完治する訳です。切ない。

 

 

さて、題字に戻ります。

いつも私のオ◯ニーみてえな記事を上げて恐縮ですが、今回は殊更に長いので貴重なお時間を無駄にされないようご注意下さい。

 

私はつくづく恋愛カテゴリが苦手です。書くのも読むのも苦手です。

そんなバッカモーン!が何故、烏滸がましくBLに手を出したかと言えば

「完結した作品に置いて行かれた苦痛から、その先を妄想して逃げたかった」というシンプルな入り口でした。要するに“二次創作”です。

 

その内次第に一から手掛けたい、という欲求の儘に一次創作へ移行。しかし、最近になってやっと気付いた。

私、BL作家に向いてないぞ(おっそい)

 

理由は

①親密になるまでの過程がスキ

②寧ろ既存関係を壊しちゃうくらいなら、恋愛なんざクソくらえ

 

…と、ついついクソなんて口汚い言葉を使ってしまいましたがそんな所で、故に「恋愛シーンを書くのが苦痛」という、とんでもねえ地雷を抱えていたりします。

(じゃあ何で書いているのか…?それは単に私がドMのクソ変態だからです)

 

某錬金術師の少年が仰っていましたが、正しく「何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる」

つまり新しい恋仲という関係を始める為には、既存の友人という関係を壊さなければならない。

 

その葛藤こそが、「SKY HEROES」最新話における灰崎さんの「君と対等で居たかった」という台詞でした。

いえ、決して「恋仲が対等でない」と言うつもりではありませんが。

 

友人ならばどちらも友、関係はニアリーイコールです。

恋人ならばどちらかが攻め、どちらかが受け(所謂リバでも行為中は上下が必要) 

主導権やらメンタルの話はともかく、SEXが伴えば明確な役割差が生じてしまいます。

 

其処を許容できるか、踏み越えてまで進むメリットはあるのか?

というのがひとつの肝だと思うのですが、

 

…先ず、私が許容できない。うーん、大問題ですね。

事件は会議室で起きています。

 

 

とは言え。有り難いことに、皆さまに温かいご反応を頂ける拙作も多く、お褒めの言葉を頂戴している内に

「ほっほーん…?恋愛も、悪くねえな?」というド級のチョロさで靡いております。

未だまだ時間は掛かりそうですが、SAがいっぱしの恋愛物を書ける日まで見守って頂けますと幸甚です。

 

暑い中、長々と自分語りを失礼致しました。