ケルベロスの籠のレビュー
これは良い年下攻め。そして兄弟愛はげしい近親相姦。 ダブルで大好物が入ったサンデーが食べれてウマウマな一品でした(*´ω`) 兄弟の名前の意味が、源氏物語から祖父が名付けたという光エピソードと、光の君が紫の上を性的に育てる闇エピソードがあり、物語が進むにつれて天使が穢され闇が深まっていきます。 光が闇に侵食されていくさまが、まさに弟が兄を食らっていく様子と一致しますね。 弟の闇は深い。幼き日に地獄の番犬ケルベロスを解き放った時から続く因縁です。 犬に押し倒されて泣いちゃった兄みて勃起とかなかなかないよ!特殊性癖だよ! 大学の同級生佐藤くんに語る光の様子で知れるというものですその特異な思考が。 (ところで佐藤くんは光のセフレかなんかですか?) 最後の一文が秀逸ですね。 近親相姦という小さな籠の中に紫之(てんし)が閉じ込められ、その籠を前足に抱え込んで見守る光(ケルベロス)が住んでいる。 ダブルのサンデーにイチゴをトッピングしてチョコソースかけた大変満足のゆく仕上がりでございました。ご馳走様です(*´︶`*)ゲフー 素敵な作品!最後までドキドキ読ませていただきました。ありがとうございます。 文章構成が素晴らしいので、是非今後も年下攻めウマウマ作品を書き続けてください!拝読したいです!