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第17話

夕陽side 教室に戻るとやっぱり、視線が痛くて、気持ち悪い…。冷ちゃんの後ろに隠れた…。怖くて、服をぎゅっと握りながら…。 「冷夏様っ!!そいつはっ…!」 「お前、冷夏様に失礼だぞ!離れろっ…」 何を言っているのか分からなくて、でも僕に向かって言っているのは分かって。離れなきゃと思いながら、やっぱり怖くて離れられなくて… 思わず溢れ出しそうになった涙…。僕の涙はもう枯れてしまって出ないけれど 「ちょっとちょっと〜、みんな仲良くしてよ〜俺仲良くできない子きら〜いっ!ね?みんなで仲良くしよ〜!!で、この子みんな知ってる?すっごく可愛いんだよ〜!」 「やっ……こわいの…。やぁ………」 「んん〜、大丈夫だよ〜。ほらみんな見過ぎっ怖がっちゃってるでしょ〜!ほら、もう大丈夫だよ。自己紹介しよ〜」 「………んぅ、…ぼく、ゆうひ……」 冷ちゃんのおかげで、クラスの人にちゃんと、自己紹介をすることが出来て…。ホッとしたのもつかの間…。可愛いと言ってみんなに囲まれちゃって…。 また、冷ちゃんの服をぎゅっとした…

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