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これからも3人で?【完】
今日はチンさんと出会って初めての週末。
「あ、んあぁ…アキ、また、イっちゃうぅ…」
「いいよ、何回でも出しな…っ」
「も、もうでないぃ…」
ケンジは帰宅してそのままアキと一晩中肌を重ねて寝落ちて、日曜の朝になってアキに抱かれている。ケンジはヘトヘトで、精液も体内からは干上がってる。なのにもう朝から2回もアキの吐精を受け止めてる。
「コラァ!顕孝ぁ!おっまえいい加減にしやがれ!」
何も出なくなってしぼんでいたケンジのチンコが突然勃ち上がり、アキの方に向かって伸びる。
「あ、ダメ…ちょっと、出る!」
アキは自分の絶頂を迎えるために腰を振る。肌はぶつかり、ケンジのアナルはたっぷり2回分の精液が混ざって泡立っていた。ガツンとケンジの最奥にぶつけるとアキの精液がさらに注がれた。ケンジは下腹部をキュンキュンとうねらせ、全身を震わせ、チンさんは「ぐあぁ!」とダメージを受けながら頭から透明な液体をだらだらとこぼした。
「はぁ…はぁ………チンさん、マジで空気読んでよ」
「お前は俺をもっと労わりやがれ…おえ゛っ!」
「チン、さん…大丈夫?」
えづくチンさんの背中…裏筋をケンジは優しくさすった。
「あー…賢二郎…俺ら顕孝に殺されるぞ」
「うん…それは、すっごく共感する…」
ケンジとチンさんは今まさに一心同体となり、拳を(チンさんは頭を)コツンと合わせた。
「アキ、もう…次の週末まで、セックスは勘弁して」
「は?せめて火曜日にして」
「無理無理!火曜までに体力戻んねぇよ!」
ケンジが拒否をしている間にもなぜかアキのチンコは復活し始めていた。それを見つけたチンさんは届きそうな距離にあったアキの太ももをペシっと叩いた。
「顕孝!お前は風呂!賢二郎はトイレ!また腹壊すぞ!」
「え…無理、あと1回…」
「チンさんの言うことは絶対だ!年長者の言う事はききやがれ!」
チンさんの叱責にアキもケンジもビクついて、まだまだ小言が続くチンさんの指示に従うことにした。
「ところでチンさん…」
「あ?」
「なんで突然喋れるようになったの?」
トイレの便座に座ってナカに注がれた精液をかき出し、ウォシュレットで肛門周りを洗浄しながらケンジはふとそんなことを尋ねた。
「それが俺にもわかんねぇんだよなぁ。ガキの頃からお前のチンコとして生きてはいたが…」
「ふーん…世の中色々あんだなぁ」
もうケンジはチンさんとのこの状況を受け入れつつあった。まだアキ以外の人の前ではチンさんのことを広げる事はないが、チンさんとのこの会話も楽しく感じている。
「あ!今度夏休みさ、クラスの連中と泊りで海行くんだけど、その時は喋んなよ」
「それくらい俺だって弁えてるってるての」
「本当に?」
「お前は自分のチンコも信じられねぇってのか?」
チンさんがプンスカと怒りながらケンジを見上げると、ケンジもチンさんもおかしくて笑い始めた。
コンコン
トイレのドアのノック音、鳴らしたのはきっとアキ。
「ねぇ、チンさん。ケンジのこと独占しすぎ。ケンジ、お尻大丈夫?」
「う、うん。もう出るよ」
いそいそとトランクスを着てチンさんを隠そうとした時だった。
「賢二郎、お前あんな独占欲の塊みてぇな男で本当にいいのか?」
改めてチンさんに心配されるが、もうケンジの顔には迷いはなかった。
「うん、俺はアキが好きだから幸せだよ。ありがとう、チンさん」
そんなケンジの笑顔を見てチンさんはホッと胸をなでおろし、ケンジのトランクスの中に収まった。
トイレを出ると風呂上がりの色っぽいアキが立っていた。アキはすぐにケンジを抱きしめた。ケンジは先ほどの自分のチンさんへの言葉がアキに聞こえたんだと理解すると顔を真っ赤にした。
「ちょっと微妙だけど…これからも一緒にいような、ケンジ…あとチンさんも」
「うん」
アキもケンジも、これからチンさんを含めて3人で仲良く暮らしていくことを誓ったのであった。
そんな3人を覗く謎の視線があるのだが、それはまた別のお話。
【完】
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