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チンさんは黙ってて
準備室のドアは開いたままなのに、アキはケンジに激しいキスを贈る。ケンジはそれに夢中になってしまいチンさんを出したままなことは忘れてしまっていた。
「ん…ふ………はぁ…アキ…っ」
「ケンジ…ケンジ…っ!もう1回、聞かせて?」
「うん…好き………俺は、ずっとアキが…1番好きだ…」
「俺もだ…ずっと、ずっとケンジが好きだ」
小っ恥ずかしくなるくらいに愛の告白をしあうとまた唇を交わす。アキは獣のようなキスでケンジを翻弄しながら押し倒すと、すでに露出していたチンさんを優しく撫でた。
「チンさん…俺がこんなだからケンジが無理して、それで不安にさせてたんだよな」
アキは苦い顔をしながらチンさんに反省の弁を述べた。するとチンさんはアキの方を見ながら深く頷いた。
「わかりゃあ良いってことよ」
「ケンジ、お前が無理してんのに気付かなくてごめんな…もっと、もっと大事にする…愛してるよ、ケンジ」
「アキ…」
今度は優しく触れるだけのキスを落とす。たったそれだけなのにケンジはとても興奮した。
「アキ………いいよ…たった半日なのに、俺、アキが足りなくなった…」
「…ケンジ………っ!」
紅潮した顔と潤んだ目でそんな風に煽られたら、絶倫モンスターのスイッチはONになる。
「おいおいおいおいおい!おふたりさん!学校はまずいんじゃ…むぐっ!」
「はうぅ!」
アキはチンさんの口…尿道口に親指の爪先を食い込ませて言葉を塞いだ。
「チンさん、あとでいっぱいお説教されるから、今はケンジを俺に頂戴」
特段に色っぽい顔と声でそんなことを言われたケンジはアキの手をつかんで、それにキスを落とす、と自分から誘うような行動をする。そしてアキの熱を含んだ目をそらさずに。
「俺にも…アキの全部、頂戴………」
それを合図にアキはケンジの下半身の衣服を全て剥いだ。チンさんの口は塞がれたままで、アナルをほぐされるとケンジは未知の感覚に襲われる。
「やらぁ…アキ、チンさん…握っちゃやらぁ…!」
「ごめん、チンさん喋っちゃうとムード台無しになるからさ…我慢して?」
「んんん!イキたいいぃ………おねが、いぃ…イカせてぇ…!」
吐精がしたくても塞がれていて快感の行き場を失ったケンジは「はぁはぁ」と大げさに呼吸をする。そうしないと脳にまで酸素が届かない気がする危機感さえ生まれている。
「チンさん、黙ってて…黙ってケンジのザーメン吐き出してよ、約束だから」
アキはチンさんに念を押して言えば、チンさんを解放した。そして同時にケンジの前立腺をゴリっと押し潰すと、ケンジは濁音だらけの声をあげた。
「あ゛あ゛あっ!あ!やらぁ!でるぅ!」
ケンジの声と一緒にチンさんの口からは精液と透明でサラサラな液体が同時に吐き出された。脱いでなかったケンジの制服は濡れてしまう。しかし2人はそんなことはつゆ知らず、アキは性急に己の滾 り切った凶暴なペニスを取り出すと、ケンジのアナルに直ぐに挿入した。アキの灼熱を直に感じるとケンジは2度目の吐精をする。
「挿 れただけなのに、ね…」
「は…あぁ………らってぇ…アキの、チンコ…すごい、おっきくて…好き…」
愛おしくケンジは結合部を撫でた。アキも一緒に触ると、また一層どくんと脈をうつ。
(賢二郎…何してんだお前!顕孝をそれ以上煽ったらまたお前…)
「はぁ…チン、さん………ごめん、ね………」
ケンジは結合部から指先を上昇させてそそり勃つチンさんの頭を撫でた。
「いま、は…死んでも、いいって…それくらい、アキがほしい…」
(………賢二郎…いいのか?)
「うん………アキ…の、全部、俺のナカに…ね?」
チンさんを諌めるように撫でながらケンジはアキに強請った。アキは少しばかり戸惑いを見せたが、我慢してたはずのケンジの願いを無下にすることはできない。そしてアキもまた、ケンジに全てを注ぎたかった。
「わかった…奥に、たっぷり注いでやるっ!」
ズチュッ、最奥を貫いた。そしてもう待たないアキは腰を本能のままに打ち付けた。パンパンパン、攻撃的な音が2人を満たす。
「あ、あ、あ゛ぁっ、ああああ!ひぃっ!ん!アキぃ!アキぃ!」
「くぅ…も、無理…出すぞっ!」
「ひゃあああん!ちょうだい!熱いの!ああああああああっ!」
「あああっ!」
アキの熱がケンジの腹を満たしたと同時に、チンさんは最後の一滴までケンジの精液を出し切った。
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