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第187話*

景の手によって体中が掻き混ぜられてしまったように、ぐちゃぐちゃに溶けてなくなりそうだ。 前と後ろを同時に責められ続けながら、またフツフツと吐き出したい欲求が出てきてしまう。 (ダメダメ!俺、またイクッ!) そう思っていたら、中から指を引き抜かれた。 「欲しくなった?」 「……」 欲しい、なんて恥ずかしくてとても口に出して言えないけど、唇を噛みながらコクコクと頷く。 「修介。もう……可愛すぎるよ。本当に」 景はサイドテーブルに置いていた箱からコンドームを一つ取って、歯に咥えてビニールを開けて中身を取り出した。 先走りの雫をポロポロと流す俺のをキュッと握ったまま、自らのモノにゴムを被せる。 「まだイかないで」 景は俺の体を反転させて、再び仰向けにした。 両足を左右に大きく割られて、羞恥で頭がパンクしそうだったけど、その後の指とは違う異物感にさらに気持ちが高ぶった。 ゆっくりと景のが中に入ってくる。指で慣らしたとはいえ、それはあまりにも違いすぎて。 俺の中に圧をかけられ、体の中に隙間がないくらいにギッシリと詰め込まれた。 「あっ……あ……ッ!」 「もう少し、力、抜いて……楽にして?」 「――……」 額に汗が滲む。顎を持ち上げて、息を呑んで耐えた。 その後浅く息を吐き出して、薄目で景の顔を見つめながら、体の力を緩めた。 痛みで苦しいけど、まだまだ中へと入ってくる。

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