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第10話
土曜日今から病院行こうと出ようとした時乾さんから電話がかかってきた。
「はい。」
「森さんでいらしゃいますか?」
「そうですけどどちら様でしょうか?」
「私社長秘書をしております。桐嶋と申します。社長が、「森くん、森くん」って申すものですからお電話致しました。」
「僕乾さんの住んでるところわからないですと言えば」
「わかりました。紙と書くもの用意してください。」
桐嶋さんから聞いた住所に向かった。
マンションに着いて中に入ればコンシェルジュ男性がいた。「すいません3402号室の乾さんに会いに来たのですが。」
「ご確認致します。」
「どうぞこちらを使って下さい。エレベーターに乗られるとパネルの下にタッチする所がございます。そこにカードをタッチして下さい。それから行き先ボタンを押してください。帰りの際は、コンシェルジュにお返し下さい。」
部屋の前に着きチャイムを鳴らした。
多分桐嶋さんが開けてくれた。
「では私は帰りますのであとはよろしくお願いします」と言い去って行った
これ私の名刺です
そこには、CEO付き秘書と書いてあった。
寝室入れば寝ていたのは虎だった。
撫でていると鳴いたそれがもっとって言っているようで続けた。
人に戻り「稜來は?」と言う乾さん
「桐嶋さんなら僕に託して帰りました。何か食べれますか?」
「食べた。迅さっきみたいに頭撫でて虎の姿になっちゃうかもしれないけど。」
「わかりました。」
弱っているせいか少し可愛く思えた。
伏せて少し寝てしまった。
起きて、冷蔵庫の中を確認し
机の上に買い物に行ってきます。書き置きをし
調べたスーパーに行き昼と夕飯買った。
戻ってきて来て昼食を作り
「悠斗さん昼ごはん作りましたが食べますか?」と問えば人の姿に戻ったそして「食べる」と言い
「暖かくしてきて下さい。」と言いキッチンに戻った。
出てきた乾さんが、席に着いて2人で食べた。
「食べたなら横になってください。ましになった。ソファーで迅が、膝枕してくれたら横になる。」
「わかりました少し待ってて下さい。」
しばらくして
「良いですよ。」
「迅。好き少し寝るわ」
「はい。」
寝た悠斗さんの顔見ながらこの顔ずっと見ていたい。僕だけに見せる顔って思いながら悠斗さんの寝顔を眺めていた。起きないよねって思いながら頬にキスをした。
15時位に起きた乾さんは、ケーキ食べに行くか?と言い
「体調は、大丈夫なんですか?」
「問題ない。」
着替えて車に乗って店に行った。
食べて車に戻った。
車を降りて部屋に戻ってきて18時半頃夕飯を一緒に食べて帰った。
「ありがとう」
「おやすみなさい下がって無理しないでくださいね」と言い部屋を出た。
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