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世界観
私達が生きている世界とは別の世界のお話です。
この世界には「人族」が多く住む「表」と「魔族」が多く住む「裏」があります。
今回は「表」に住む「虫族」の話です。
「虫族」
人族の産まれたての赤ちゃんくらいのサイズが成人の小さな種族。
容姿は様々で羽根や触角が生えている者もいれば、人族と変わらない容姿の者もいる。
基本は人族と同じくらい生きることができ、20歳で「大人」と認識される。
弱肉強食の種族であり、彼らの生活は穏やかではない。
「蝶族」
虫族の1つ。人族に綺麗な羽根と触角が生えたような容姿をしている。虫族の中では食べられる側なので、集団で協力して暮らしている者が多い。純粋な性格をしている者がほとんどで、人族からは好かれている。
「蜘蛛族」
虫族の1つ。サイズ以外は人族と全く変わらない容姿をしている。同じ種族でまとまることを好まず、1人で生きている者が多い。歪んだ性格をしている者がほとんどのため、虫族だけでなく、人族からも警戒されている。
登場人物
「ファビアン」
20歳の蝶族。他の蝶族と一緒に暮らしている。純粋で優しい性格。金色の髪に小さな触角、背中には透けた黄色の羽根が生えている。
「クシェル」
20歳の蜘蛛族。森に1人で暮らしている。
綺麗な物は手に入れたい性格。
毒を持つ珍しい蜘蛛族。
黒色の髪。ファビアンより若干背が高い。
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