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おまけ・結ばれる《2》

衣服を全て脱がされると、優しくベリアル様が囁く。 「脚を開いて私に見せてごらん」 恥ずかしさと恐怖を押し殺して、おずおずと脚を広げる。 ベリアル様に、貫かれる痛みを想像して、体が震える。 もう、何度も受け入れているけれど、痛みには慣れる事は無い。 緊張している私に、ベリアル様が楽しそうに笑った。 「そんなに怯えずとも、もう痛い思いはさせない。…と、言っても無理か…。痛みをその体に植え付けてしまったからな…」 「も、申し訳ございません…」 「すぐに気持ち良くしてやる。もっとよく見える様に、大きく開きなさい」 「は…、はいっ…」 羞恥を押し殺して自分の脚を持ち、開けるだけ、いっぱいに脚を広げる。 もう怒られたりしないのかもしれないけれど、反射的に体が動いてしまう。 それを確認した後、ベリアル様のお顔が下へ下がっていく。 それが、やけにゆっくり見えた。 「ひあっ!?」 体験した事の無い感覚に驚いて、声を上げる。 ベリアル様を受け入れる場所にぬるりと広げられる感覚に、舌を差し込まれたのだと気づいた時には、もう既に初めての感触に泣いていた。

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