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おまけ・結ばれる《4》
「あん…はぁ…あっ、あっ」
指でかき混ぜられて、我慢しても口から恥ずかしい声が沢山出てしまう。
そうして、指が引き抜かれると、代わりにベリアル様の大きなペニスが中へと入ってくる。
「あっ…!あぁっ………!」
今日はいつもの様に、痛い様に強引に突き入れられる様な事はない。
ゆっくりと、内壁を擦りながら、十分に濡れて解された奥へと、ベリアル様は進んでいく。
「ああっ、ベリ…アル様ぁ…」
初めの頃は、あんなに痛かったはずの行為なのに、今は繋がった下半身から溶けてしまいそうだ。
「どうした?」
「私、気持ちよすぎて…、変…です…ぁ…、私、えっちな堕天使になってしまったのでしょうか?」
真剣に聞く私に、ベリアル様は堪えきれない様に、くつくつと笑いを噛み殺した。
「そうではない…。ふ、どうやらようやく、私の形に馴染んできた様だな…」
「ふぁっ、か、形…?あっ…」
ベリアル様の言葉の意味を理解して、恥ずかしさに涙が滲む。
だけど、ベリアル様に合うように体が変わってきている事が、少し嬉しいと思ってしまう。
ベリアル様が私の体で気持ち良くなってくれたら、嬉しいなんて、私はやっぱりえっちなのかもしれない。
「もう、痛いばかりではないでしょう?」
「あっ、あぁあぁっ…!!!!」
ぐっと腰を動かされて、凄くビリビリとした快感が押し寄せる。
「ここが、お前の好きな所か?」
「あ、あ、やっ、ぁぁあ!」
気持ちよすぎて、訳が分からなくなりそうになりながら、
必死に頷いた。
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