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第1話

明日退院してくる。迅が、奏汰を連れてこのマンションに俺が迎えに行きたかったが、「オムツ代稼いで来てください。家で待ってますから」と言われ後ろ髪を引かれる思いを抱きながら病室を後にした。のがまだ2時間前程のことだ。迎えには、俺の両親が行ってくれる事になっている。まだ上手くコントロール出来ないからタクシーなんて無理だ。 稜來の家に友人として招いて貰ったことがある 迅の妊娠が、発覚して間もない頃お邪魔させてもらった。どうやら2人目授かったみたいだ。嫁同士で会話が弾んでいるみたいで連絡先の交換していた。 夕食をご馳走になって帰路に着いた。 帰りの車の中で同じ学年になるみたいって迅が、言っていた。 内心ソワソワしながら仕事頑張った。取材経済誌を受けた。これが終われば妻子の待つ家に帰れると思いながら受けて終わったら速攻帰宅した。 リビングへと繋がる扉を開けたら迅が、「お疲れ様です おかえりなさい」と出迎えてくれた。 ベビーベッドには奏汰が、虎の姿のまま寝ている。可愛い。泣きだしたら人の姿に戻った。お腹が空いてたみたいだ。膨れたら寝た2歳ぐらいまでは人の姿が2割程度らしい。悠斗の両親情報。 久しぶりに迅が、作ってくれたご飯を食べた やっぱり美味い。 煮物なんて1人では作らない。大根と豚バラのは、味がしゅんでいたしそれと麸のみそ汁美味かった。 迅には、バレないようにパパ向けの赤ちゃんの教室や稜來夫夫で教わった。 「片付けたしてる間に俺が奏汰風呂入れとくから」 「ありがとうございます。これいるものです」と一式渡してくれた。 ズボンの裾上げて出たら使いやすい用にセットしてちっちゃ目のお風呂にいれてあげた。 着替えさせてベッドに寝かせた。 迅が、ありがとうございますと言いコーヒーを出してくれた。 自分は、ノンカフェインの飲み物を用意してクッキーを出した。お茶タイムをして交互に入って 「しばらく別々で寝ましょ奏汰の夜泣きものあるしソファで寝てますから。」 「やだだけどしゃあないか1人で悩まずに誰かに頼れよ」 「はい。だいぶお義母さんには助けて貰ってます。」 「良かった。」 「おやすみ」と言い軽くキスをした 「おやすみなさい」と言い 分かれた。

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