6 / 69

颯月×啓佑②

翌日、颯月さんの住むマンションに引っ越した 落ち着いてから、出来ていたことを言った。「夫夫になった事だしさんいらないから颯月で呼んで」言う颯月さんの願いを叶えるため少しづつ呼ぶようにしている。 颯月さんは、妊娠の事を言ってから少し過保護になった気がする。店長にも「無理は禁物ちゃんと言うんだぞ旦那に。無理なら俺でも良いから」と言ってくれた。 産休入る日にバイトは、辞めた。 颯月さんが、ノーネクタイの袖をめくったカッターシャツ姿でキッチンに立っている 「もう出来るから食べよ」 トマトのパスタだった。片付けは軽く水で流して後は食洗機におまかせだ。 病院にも定期的に通院した。先生が、「赤ちゃんの性別聞きたい?」 「教えてくれた下さい。」 「女の子だよ。」と言っていた。 夜「今日行ってこの子の性別分かった。」 「何?」 かなりソワソワしている。 「女の子だって」 2人でいくつかの候補まで絞った。最終決定は、会ってから決めようでまとまった。 それから月日がたち予定日前日になった。 颯月が、休みで家にいる日の昼過ぎだった 「痛い。」 颯月が、運転する車で病院に行った。 「もう少し痛みの間隔短くなるまでここでいて短くなったらそのボタンで呼んでね」と言い居なくなった。 呼んできた先生は、「もういいかな行こうか。あと少しで会えるから頑張ろうねと」言い 啓佑を乗せたストレチャーは、部屋に入っていった。俺とかぁさんとオヤジの3人で待っていた。 産声が、聞こえ看護師さんが、「無事に産まれました女の子ですよ。」と言いにきて 泣いた。 病室に運ばれた啓佑に会って 「俺を父親にしてありがとう会ってくるわ」 と言い出た。実際会って朱梨に決めた。 それからほぼ毎日仕事終わりに通った。 迎えは、かぁさんに頼んだ。 仕事で行けなかったからだ。 仕事ばかりしていたら、啓佑くんと一緒にやりなさいと怒られた。呼び出されてだ。 それからは、一緒にやった。 朱梨が、1歳の誕生日を迎えた頃兄貴夫夫が、授かった。 報告に来た時にかぁさんたちは、孫が2人になるねと喜んでいた。 男ばっかりだからか朱梨は、可愛がられた。

ともだちにシェアしよう!