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第15話

友人の外科医の彼は、結婚式にも招待され悠斗さんと参列した。これがまだ半年ほど前の話だ 「子どもどう?」 「大変だけど楽しいよ。可愛し」 「分かる気がする。」 「男の子だったよな?」 「うちはそうだよ。」 「女の子だった。今日退院してくる。また教えてくれよ先輩?」 「もちろんだよ。」 あんな宣言を産休前にしてくれたおかげで勘違いする者はいなくなった。 急に体調悪くなった場合は、お義母さんが、迎えに行ってくれる事になっているすごく助かっている。 ぎこちないけど歩くようになってになってきた。完全な人の姿は少ない。喋る言葉が増えてくる。 日々の成長を見るのが楽しい。 休みの日にいつもなら起きてくる時間になっても悠斗さんが、起きてこなくて寝室に行けば、虎の姿で寝ていました。微熱程度なら人の姿を保てるはずと一緒に暮らすようになって分かりました。やぱり高熱出てしんどそうでした。 「悠斗さん飲めますか?お粥か何か作ってきましょうか?」 顔を上げたのでその隙に飲ませました。 一瞬戻って「少し食べる」と言いまた虎の姿になってしまいました。 「悠斗さん作ってきたので食べて薬飲んでください。」 パジャの上から上着を着せて食べて「寝るまで傍にいますから」 「ありがとう」 撫でていたら姿が変わり寝息が聞こえたので離れました。奏汰も寝ているし家事をした。 ソファーでウトウトしていたら奏汰が、泣き出した。原因を解消して抱っこしていたら寝たのでベッドに戻した。 お昼になったので寝室に覗きに行った。「悠斗さんきつねうどん作ったのですが食べれますか?」と問えば人の姿に戻って「あっちで一緒にたべる」 「寒かったら上着てきてくださいね。」 器に取り分けてネギをのせて机に運んだ。 「「いただきます。」」 「食べれるだけ食べて薬飲んで寝ててください。明日になっても下がらなかったら桐嶋さんに連絡しますから」 「休めないんだよな明日出席しなければならない会議があるんだよ。」 「それでもです。僕の判断で桐嶋さんに連絡またしますから。ちゃんと治してくださいね。寝るまで撫でてあげますから」 「わかったよ。ありがとう来週3人で出かけような」 「はい。今の段階の予報では天気良さそうですからね。奏汰に桜見せてあげたいです。」 「俺の知り合いのおっちゃん家から桜綺麗に見えるんだそこでいい?子ども産まれたこと言ったら喜んでたんだ。本当は、桜並木連れて行ってあげたいけどまだ奏汰無理だから自分でコントロール出来るようになったら行こうな」 「楽しみです。桜並木を3人で歩くの今は、取り敢えず治してください。」 「わかったよ」 夕飯どう作る前に寝室に覗きに行った。 「体調どうですか?」 「朝より良い」 「夕飯どうしますか?」 「普通に食べる」 「分かりました。できたら呼びに来ますね」 自分が食べたかったのでグラタンを作った。具はイカと剥き身のアサリと玉ねぎ、鶏肉をホワイトソースと合わせて型に入れミックスチーズと粉チーズをかけてトースターで焼いている間にコンソメスープと生ハムのサラダを作ったり奏汰に先にご飯食べさせたりとした。焼けてから呼びに行った 「悠斗さんご飯です。」 「わかった行く。奏汰は?」 「焼いている間に食べさせました。」 「「いただきます」」 「食べれるだけ食べてください。」 「ありがとう ごちそうさま」 「薬飲んでソファーに座ってください。ご飯セットしたら僕も行きますから。」 ソファーに2人座って 「熱測って鳴ったら僕に渡して下さい」 少しあとに鳴った。 「上がらなかったら行けますから寝なくても良いから、横になってて 僕も眠たくなったら行きますから何かいりますか?」 「フルーツ食べたい」 「苺、りんご、カットパインならありますよ。」 「じゃあ苺食べたら寝室に行くから」 「分かりました約束ですよ?練乳買ってあるですよ。」 1パックほぼ2人で食べてしまった。 泣き出した奏汰をあやしたり読書したりして2時間ぐらい過ごした。 明日から仕事だし寝るかと思い寝室に行った。 「おやすみなさい」と独り言のように吐き寝た。

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