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第39話

奏汰4歳、凑太2歳になった。 子どもたちを寝かしつけてから 悠斗さんが、話し出した。 「そろそろ一軒家建てるか?」 「わかりました。」 「えっ!?いいのか?」 「もちろんです。」 「親父の友人にたしか建築士いてその人に頼もうと思う連絡して聞いてみるわ。」 今いい? どうしたお前からかけてくるの珍しいな さんって建築士だったよな? そうだけど今息子に譲ったらしい。 から伝えて貰うよう頼んどくか? よろしく お前のケー番教えるぞ? わかった。 孫たちは起きてるか? 寝てる。 そうか じゃあ切るな あぁ 「どうでしたか?」 「親父の友人に建築士いたけど息子さんに譲ったみたい。会う日までは、俺が約束するから一緒に行こうな」 後日登録してない番号からかかってきた。もしかしてと思い出てみた こちら乾悠斗さんの携帯でお間違いないでしょうか? そうです 私 です。櫂翔(かいと)さんから父にご連絡していただいたようで はい。 ご都合いつがよろしいでしょうか? 嫁の都合も確認してからこの番号にかけたらいいでしょうか? それで大丈夫です。 わかりました。失礼します。 ラ○ンを開いて迅にいつ予定空いてる? 俺はね最短だと来週の日曜日かな 僕は、いつでも大丈夫です。 りょーかい そして4人で向かった。 奏汰、凑太は、おもちゃコーナーで遊んでいる。 初めまして私 です。と名刺を渡した。 話を進めていくと悠斗さんの高校の後輩だった。それも部活まで一緒だったみたいだ。 少し学生時代の悠斗さんの事を聞けて良かった。 今回は、構想を考えて終了。 少しずつ具現化されてきた。 何回も通った。 奥様が、インテリアコーディネーターの資格を持っていて同席する事があった これで工事お願いしますって所まで図面が出来上がった。 これからの工事の安全祈願って意味で執り行われる儀式も無事終わり ついに始まった。 新しく買う家具・家電を見に行った。 ベッドは、今のやつが買った所に聞けばアフターサービスで治してくれるみたいなのでお願いした。 この際だって洗濯機と冷蔵庫を新調した。 テレビ、電子レンジは、この2年位で買え変えたので大丈夫。半分位は今の物を使う 新居の様子もたまに見に行った。 無事完成し家電等を搬入し明日には住めるようになる。

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