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凑太インターシップ

1年は、全員夏休み入って最初の1週間インターシップに行くことになっている。 凑太は、初めて来たはずなのに何故か懐かしい気がする。 1週間お世話になる部署を案内された。 「社長!」って声がする。 フッと見てしまった。コレが失敗だった なんととぉさんだった。 それからその日終わるまで普通に一緒にこの会社に来たメンバーと割り振られた仕事を頑張った。 夜 家族全員で夕食を食べたあと「とぉさん話あるんだ。」 「書斎で2人で話そうか。」 凑太は、驚くここへは入っては行けないとかぁさんから言い聞かせられていた部屋だからだ。 「昼間の事だろ?」 「うん。」 「ママと出会った時にはすでに社長だった。その分苦労させたことはあるよ。それから奏汰、凑太が、産まれて莉紗が、産まれた。 家ではお前たちの父親で居たかったから会社関係のものは全てこの部屋にある。ママも最低限しか入らない。ママと話しないとなって言ったたが、こんな形で話すことになるとは」 「にぃさんには?」 「今高校最後の大会に頑張ってる奏汰には、まだ言わない。部活引退してからここで話するから奏汰にはまだ黙っておいてくれるか?もちろん莉紗にもな」 「わかった。」 翌日運悪く弁当忘れた。かぁさんからラ○ンが、お弁当パパに渡しておいたから受け取っておいてなんて連絡が。 まじかよって思った。 ふらりと1人できたとぉさんは、すっと弁当箱置いてしゃべっていたのだった 社で見たとぉさんは、かっこよかった。 家のとぉさんとは別人かよって思うぐらい。 昼メンバーと食べていると 「凑太さぁスーツ着たかっこいい人がお前の席にその袋置いてなかったか?」 「とぉさん」 「まじか」 「うん」 この会社での地位がバレなくて安心したが 最終日指導係の社員さんに連れられて着いたのは10人位しか座れない会議室。 「私は、ここの社長です。隣にいるのは秘書の桐嶋です。どうでしたか?1週間」と尋ねる 名刺を全員に渡した。 「凑太苗字一緒だけどたまたま?」 「とぉさん言っていい?」 「良いよ。」 「俺たちの前に座っているこの会社の社長は俺の父親です」 「えっっっっっっっっっ!乾CEOは凑太のとぉちゃん」 「そうです。」 まじかよと小さめの声で言ったのが聞こえた隣から 「凑太知ってたのかよ。」 「初日の夜家帰って聞いた。」 「もしここに水泳部の子いたらもう変わったかな変わって無かったら部長には黙ってて貰えるかな」 ちゃんと呼ばれた意味を果たした。桐嶋さんが僕たちには紅茶、とぉさんには、コーヒーを出していた。 帰り道 「乾部長って凑太の兄さんだったんだ。」 「そうだけど兄さんは、この学校中学からだし」 「へぇ」 「社長さんかっこよかったなそれも俺らの先輩」 「確か妹もいたよな?3児の親あれで」 「うん。」 「俺4大行ってあそこで働きたい。」 「俺たちまだ高校も2年あるんだぜ?」 「良いだろ?憧れ抱くぐらいもし俺が入社出来たら社員証写メ取って送ってやるよ。」 なんて話しながらホームで別れた。 明日からは、ほぼ部活。盆休みが3日間あるだけだ にぃさんは、県予選突破し地方大会も突破した 全国大会の為に昨日からいない。 ラインで結果本人から送られてきた。4位ギリ表彰台逃した。 お疲れ ありがとう 引退して二学期が始まった。 にぃさんが、とぉさんと書斎に行ったあの話をするんだと思う 出てきて 「凑太もう知ってたんだな」 「うん。たまたま行ったインターシップ先が、そうだった。」 「そうだったんだ。」 「驚きだよ。」 「だろうな」 「まぁね」 「空いてる人風呂沸いたからいって」と言う母さん 「にぃさん先行って」 「母さん俺風呂行ってくる」 「奏汰行くならバスタオル切れてたからこれ入れておいてもしボディーソープ切れてたら洗面台の下に詰め替えあるからそれ入れて使って」 「わかった」 リビングにはとぉさんとにぃさん以外みんないた 「食後のデザートにリンゴ切ったんだ食べよ?」 「わーい食べる」 そこにとぉさん現る 「奏汰は?」 「今お風呂行ってる」 「パパもリンゴ食べよ 」 「莉沙座って食べなさい」 「はい」 お風呂から出てきた奏汰も加わって皆でリンゴ食べて 「追加むいてくるね」 「ありがとう」 たわいもない話をしたりした 「次誰か風呂行ってこい」 「じゃあやることやったし僕行く」 「待って俺も一緒に入る」と言ったのはとぉさん 「やだ1人で入るの」 「待ってよ」なんて言いながら高確率で夫夫は一緒に入っているだ 「パパがいなくてラッキーさっさと1人で入ってるよ」なんてかぁさんが言っていることがあるぐらいだ 今日の最後は湊太だった。ラストは保温を切るのが我が家のルールだ

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