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第66話
side奏汰
凑太は29で父親になったリサ27で結婚した。
俺は仕事に追われて34になっていた。
社員たちの服から甘い匂いがする
まだ20代の頃気になってたオメガは別のαそれも魂の番と一緒になった。
去年CEOを任されて親父は一線を退いた
やっと社内徘徊する時間も出来るようになってきた。 徘徊中に甘い匂いが漂っていた。
医務室行って
「なぁ 社内で花に誘われるような匂いがする」
「それもしかすると社長の魂の番かも知れませんよ。」
「そうか」
「1人予定外の発情期 で休んでいるオメガいますがねそれ以上は個人情報になるので言えません。」
匂いに誘われ着いたのは懐かしい部署だった。 そこで事務をしている1人の男が居た。
こいつだ。 俺の番
そいつの手を掴んで1階まで降りてタクシー乗って秘書に2人分の1週間出しといてくれと頼み切った マンションまで連れてきた。
乾 奏汰
かなたと呼べ
噛むぞと言い相手が頷いたことを確認して噛んだ。
四つ下のオメガ男だ。
落ち着いたのだろう
「ここ何処?」
「俺ん家だ」
「乾CEO?」
「そうだが」
「捨てられる」
「捨てない。一生掛けて愛して甘やかしてやるそれと虎それもホワイトタイガーに変化する今証拠見せろと言われても無理だがそのうちな」
「はい。 」
「会ってくれるか?俺の両親に」
「会長ご夫夫にですか?」
「そうだが」
「わかりました」
「先に昂輝 の親御さんにも挨拶しないとな」
「これプライベートナンバーだ登録しておいてくれ」
かなたさんのですか?
そうだ
昂輝です。土曜日の10時に
わかった。
番のご両親に会った。 まずは謝った。それから息子さんの勤め先のCEOである事言った。
その足で俺のかぁさんたちにも挨拶に言った。
かぁさんには平手打ち食らった。
各務ファミリーが遊びに来ていた。あと凑太の妻子。
「かなにぃちゃん大丈夫?これ保冷剤冷やして」
「ありがとう」
「父さんかぁさんうちの社員でアジア部門の事務の 川邊昂輝 さんです。 」
「ちゃんと言ったよな?」
「変化の言いました。」
「昂輝くんご自宅かご両親どちらかの連絡教えてくれるかな」
「はいこれ家電の番号です。」
「ありがとう」
残っていた奏汰が遂に魂の番と出会い一緒に暮らしだした。 授かったらしい。
昂輝くんはつわりでご飯の炊ける匂いがダメで貧血も起こし入院した。
弱気なラ○ンが送られてくる
危機は脱したらしい。 一安心無事に産まれることを祈るばかりだ。
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