夜人side 気分屋な兄さんは機嫌が悪いと無口になり、拗ねるとムゥっと唇を膨らませる。怒るとムスッとほっぺを膨らませて怒るし、本気で切れると無言で笑ってる…。 正直怒ってる時が一番怖い…。ただ、機嫌がいいとニコニコしてるし、嬉しい時は顔を赤くして、恥ずかしがると首や耳も赤くなる…。ふにゃって笑うのがとても可愛い 「それで、仲良くなる方法だっけ？」 「うん。どうしたらいいかな…」 兄さんには発情期に運命の番にあって抱かれたという話をした。そして、その時、彼とか良くなりたいと言ったんだ。 そしたらそう言うのは魅夜に聞けって言われたんだ…。だから、魅夜くんと一緒に、兄さんの部屋に来た。 「とりあえず、相手の名前からだよね〜」 「……は？夜、相手の名前も知らないの？」 「うん」 「なのに抱かれたの？」 「うん」 「………は？」 「え？翡翠知らなかったの？」 兄さんは相手の名前を知らない事に驚いていて…。全部話せと問い詰められる事になったのだった…。