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第14話

夜人side 家に着くとちょうど晩御飯の時間で、魅夜くんも一緒に食べた。その後、魅夜くん、僕、兄さんの順でお風呂に入った。 両親は、猫の獣人なのに珍しく朝方のの人だから既に寝てしまっている…。朝方って言っても、夜8時半ごろ寝て、夜中の3時に目を覚ますのだけど…。 「両親はもう寝てるの?」 「うん。そうだよ。俺たちと時間がずれてるから」 兄さんの部屋で魅夜くんと、お喋りしていた。兄さんにも仲良くなるいい方法を聞こうと思ったからだ。 「にぁっ………。びっくりした…」 「っ!…兄さん。ごめん」 「お邪魔してるよ〜。翡翠、相談なんだけどいい〜?君の弟くんの話なんだけど」 そういうと、兄さんも何か話しがあったのかすぐに乗ってくれた。今日は、兄さんの機嫌がいい日だ。

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