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第22話

夜人side 水族館の中ではなるべく静かにしていようと思っていたのだけど…。 猫の本能か動いている魚を見るとつい飛びかかってしまいそうになって……。先輩とずっと手を繋いでいた。そうしていると、綺麗な魚を眺める事に集中出来て、先輩と一緒に楽しむことが出来た! 「杜羅見てっ!クラゲだ!」 「ああ、綺麗だな。なぁ、そろそろ時間だろ?お土産見に行かないか?」 「…えっ?……あ、ほんとだぁ…。寂しなぁ 杜羅、家に泊まりに来ない?今日なら、兄さんも魅夜くんもいるからお泊まり許してくれると思うし」 「…嗚呼、分かった」 そうして俺たちはお土産を見に行き、先輩は、友達と家族に、俺は家族にお土産を買った。 「これ、やるよ。さっき見てただろ?」 「俺も、これ…。今日の記念」 先輩は、俺が見てたクラゲの縫いぐるみをくれた。俺は、先輩とお揃いのクラゲのキーホルダーを買った。一つは俺のスマホに、もう一つは、先輩のスマホに付けてもらった。

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