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第43話
魅夜side
何が間違いだったの……。ボロボロになった、夜くんを見ながら、誰一人として声を出すことが出来ず……。静まり返った病室にいた
「誰が…やったの……」
「……」
「夜人……。誰にやられたの…」
目を覚まさない夜くん…。あと少し見つけるのが遅かったらヤバかったみたいだ。
肋骨3本、足首の骨折、手の複雑骨折に、無数の切り傷……打撲痕……。今は包帯で見えないようになってるが、顔まで傷つけられてた……。
「翡翠、敵討ちを」
「嗚呼。やるぞ」
「俺も行きます。仲間集めて来ます」
「うん。乱くんありがと。魅夜、昔の仲間にも声かけて。全力で潰す」
僕の一声で昔の仲間はほとんどが集まった。翡翠の力を信じてついて来た子たちは僕の下で動いてた。
翡翠が突っ走って、それを補佐するのが僕の仕事。そんな僕を支えるようにして僕の下で翡翠のために働いてくれてた子たち…。今でも翡翠の力は健在だった…。
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