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第51話

上手くできるかどうかわからないが、なんて呑気に言いながら、俺の下半身をそっと握る。 「ハニーのハニーはすっかりとろけちまってるな」 だらしなく蜜を溢れさせてるムスコを丁寧に撫でる。 「ハニーが素直じゃないなら、こっちのハニーに聞いたほうが話が早そうだ」 俺の下半身は、面白いくらい敏感に、彼の手の中で反応する。軽く跳ね上がってずっと起立をキープしている。正直ちょっと期待してしまってる気持ちが、下半身にストレートに現れていた。 「お前の主人は素直になれないらしい。お前がこんなに可愛らしくアピールしているのになぁ」 結局、いつも言われていることと大して変わりないような。 彼は俺のを根本から丁寧に擦ってくる。大きくて体温の高い手に擦られて、彼のを奥まで含まされて、心の充足感と体の満足感がすごい。 「あっ、だめぇ、だめ……っ」 思わず日本語になってしまったけど、少し日本語を覚え始めた彼が、俺が何を言っているのかを理解し、余計に腰を突き上げてくる。 「その「ダメ」は本当のNoじゃない。そうだな?」 「っ、う……」 「そうだろうハニー、気持ちがいいということだな?」 そこまで言わせる?

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