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恐怖
「ねぇ、俺の話聞いてた?脱げって行ってるんだけど?」
「何であんたの言うこと聞かないと行けないんだよ。俺に拒否権がないなら、あんたにだって俺に命令する権利なんてない!」
俺がそう言うと橋本は目を見開いた後、すぐに目だけは笑っていない笑顔を向けてきた。
冷や汗が背中を流れた。
「俺に歯向かってきたやつなんて愛斗が初めてだ。面白いね。」
ドンッ
大きな音とともに背中全体に痛みがはしった。
何が…起こったんだ?
目の前には壁…
いや、天井?
目だけをキョロキョロさせていると自分の足元が少し落ちて、キシッという音がなった。
ここはベッドの上…
ってことは………おし、たおされた…?
足元には橋本が…
そう気づいた時、俺は叫んでいた。
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