3 / 16
** はじめてのチュッ♡ **
♡♡♡ 晃・side ♡♡♡
12月25日。
クリスマスの この日、サンタさんから
最高の プレゼントが!
なんとっ!!
遊が泊まりに来ましたーっっ!!
遊びに来る事はあったけど
お泊まりは初めてっ!!
だから、もー 嬉しくて 嬉しくて。
朝から・・・・いや、昨日の夜から・・・・・
いや、もっと前からテンション上がりまくり!
いえーい!
やったぜ!
ありがとう!神様!!
あ、間違えた、サンタさん♡♡♡
『・・・あの、晃くん。ホントにいいの?
・・部外者の僕がクリスマスにいても・・・。』
俺のテンションとは逆に
遊は なんだか 心配そう。
おっと
ここは ちゃんと誤解を解いとかないとな♪
『いーのいーのっ!俺は遊と2人がいーの!
それに遊は部外者じゃないじゃん!』
『・・・っ//// ホント・・に・・・?』
『うんっ。』
って。実際のところ
湊(弟)は友達と お勉強会、
両親は2人っきりでデートと称して出かけている。
帰ってくるのは夜遅くになるだろう。
その事を遊に話すと、
やっとホッとしたように微笑んだ。
よし。
ここは、クリア♪
あとは・・・・・・・・・
『えと、俺も ごめんね?
せっかくの2人きりのクリスマスなのに
コンビニの弁当で・・!!
俺、料理できないからさ・・・・・。』
『えっ!?ううん!?全然!!
・・僕は 晃くんと 一緒にいられたら、
それだけで嬉しい・・・もん♡』
『・・・・・・・・・っっ/////!』
ぐは・・・っ!
ぐはぁっっ!!
か、かわいいっっ!
遊があまりにも可愛くて
思わず、ガバッと抱きしめてしまう。
抱きしめてから、自分のしたことに気づいて
慌てて体を離そう、と すると・・・
遊の両手が俺の背中に回された。
『あ、晃くん・・・////』
『遊・・・』
遊が、そっと顔を離して俺を見上げる。
う・・・・っ////!
うう・・・・っっ!!
ぐはぁっっ!!
か、かわいい!かわいい!
かーわーいーいーっっ////!
かわいいって!
可愛すぎるんだって!!
そんな顔されたら、俺・・・、俺っっ////
な、なんか、どうしようっ////!
キ、キ、キ、キス・・・・・・・・・とか
キスとか、キスとか!?
し、したくなっちゃうんですけどっ////!?
ど、ど、どうしよう!
どうしたらいいのかなっ////!?
そうだっ!!
体を動かして気を紛らしたらいいかな!?
そうだそうだっ!
よし!外、走ってこようかな?!
あ。でも、そうしたら遊を1人にしちゃうじゃん!
それはダメだよな!?
うん。ダメだ。
じゃ、じゃあ・・・・・・・・・どうしよう???
ど、どうしよう???
う、うわーん!
神様!サンタさま!
俺を助けてっっ!!
俺が 遊に変なコトしないように
なんとかしてぇーっっ/////!!!!
『・・・・・・・・・あ、あきら・・・・くん・・・・・////』
遊の うるうると潤んだ目が、
睫毛を震わせながら ゆっくりと閉じてゆく。
まるでスローモーションみたいに。
『~~~~っっ/////!!』
え・・・・・えぇぇっっ!
こ、これって・・!
これって、キスしてもいいって事っ!?
い、いいんだよね!?
いいんだよね!?神様!?サンタさま!?
う、うわーっ!
うわーっ!
キ、キス・・・・・ッッ・・・・/////!
キスッッ/////!!!
すっげー!
ドキドキするーっっ ////!!
ゴクリ
よ、よし・・・・・!
あきら、いきまーすっ!!
ともだちにシェアしよう!