4 / 16
** はじめてのチュッ♡② **
♡♡♡ 晃・side ♡♡♡
意を決して 少しずつ顔を近づけていく・・・
でも、あまりに早く目を閉じてしまった俺。
目測を誤り
唇の ものすごく端っこ(ほぼ、頬)に
着地してしまった。
『・・・・あ。』
『・・っ////』
あ─────っっ!!!
も、もったいないっ!
キスは(一応)出来た?けど
ほぼ、頬だったーっっ!!!!
うがーっ!
もったいないーっ!
心のなかで地団駄を踏んでいると
『あの、あきら・・・くん////』
遊が ちょいちょいと俺の袖を引っ張り
なんと!もう1度、上を向いて 目を閉じてくれた。
あ、ありがとう!!
ありがとう!遊っ!!
(遊こそ俺の神様!俺のサンタさま!!)
よし。
今度は落ち着いて・・・
ギリギリまで目を開けて確認してから
なんとか 唇と唇を合わせる事が出来た。
な、な、何これぇぇっ!?
や、柔らかい・・・!
何これ、何これ、何これぇぇっっ!!
うわー♡
うわー ♡
キスしてる!
俺、今、遊とキスしてる!
キスしてるー♡♡♡
うわぁ♡
嬉しくて涙 出そう・・/////
もう、今まで生きてきて
1番最高のクリスマスだぁ・・・・♡♡
ありがとう!神様・・・・・・・いや、遊♡
ありがとう!!
こうして、俺たちの はじめてのキスは・・・
リードする俺が不甲斐ないせいで
不格好で、全然 カッコよくキメられなかったけど
すごくすごく幸せで満たされて、
生まれてきてよかったーっ!って、実感した。
この後、ゆでダコみたいに真っ赤になって
しばらく、お互い 顔も見れないくらい
恥ずかしかったんだよね。
今も、遊とキスすると思い出す
クリスマスの思い出。
恥ずかしくて、でも幸せな思い出のキス♡
もー、遊って最高に可愛いよね♡
♡ ♡ ♡ お わ り ♡ ♡ ♡
ともだちにシェアしよう!